キャベツ栽培 家庭菜園やプランター菜園おすすめ品種9選

  •   10, 2018 23:21
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2018/3/23/1



シャキシャキとした歯触りと、クセのない味で人気のキャベツ。
生でも煮ても炒めても美味しくいただける野菜です。

アブラナ科の野菜で虫がつきやすく、栽培初心者にはなかなかハードルの高い作物ですが、大きくてどっしりとした丸いキャベツが収穫できれば、菜園家としての自信がつくというものです。
今回は、栽培時期ごとの作りやすい品種を探してみました。

キャベツ品種選びの参考になれば幸いです。





キャベツ栽培の注意点



キャベツは春まき、夏まき、秋まき、それぞれに品種があります。
家庭菜園では秋~冬に収穫する夏まき栽培が一般的です。
栽培時期に合った品種を選ぶことが大切です。
家庭菜園用には収穫期の幅が広い品種があり、1袋で季節を問わずに栽培できるので経済的です。

夏まきの場合は、高温になり過ぎないように遮熱資材や寒冷紗などでトンネルし温度を下げるように工夫します。
また、アブラナ科ですから害虫の大好物で、多くの害虫が寄ってきますから、遮熱と虫よけの両面でトンネルは有効です。

生育期間が長いので、肥料切れを起こさないように、葉色などをチェックすることが大事です。
また、枯れ始めた下葉は病気を防ぐため欠きとって株を清潔に保ちます。

キャベツ栽培についてはこちらが参考になります。
🔗タキイのキャベツ栽培マニュアル
🔗タキイの山田式家庭菜園教室
🔗サカタのタネ 失敗しない栽培レッスン


おすすめキャベツ品種9選



それではおすすめキャベツ品種を紹介していきます。
尚、2018年5月の楽天、Amazon、ヤフーショッピングのランキング等を参考に厳選しています。
品種をうまく操ることができれば、秋から春まで収穫できることになります。




① 初秋(春まきに適した品種) 

ロングセラー、定番品種
耐暑・高温結球性にすぐれた夏秋どり種。
適期栽培では、定植後55日程度で収穫できる極早生種。
玉は扁円でよくしまり、肉質がやわらかく食味良好。

【栽培の要点】

若苗定植と元肥主体で初期生育を促す。
高温期の栽培なのでチッソの多用や遅効きを避ける。
肉質がやわらかく収穫適期が短いので、適期収穫に努める

▷初秋を詳しく見てみる





② 初夏のかほり(春まきに適した品種)

肥大性・形状安定性にすぐれ、作りやすい
形状はとがりにくく、甲高の扁円球に安定し、肥大力にすぐれる初夏どり中早生種。
球色は鮮緑、球内は鮮黄色で良質感にすぐれる。また、歯切れがよく食味もすぐれる。
やや肉厚で尻のまとまりがよいため、良質種ながら、尻の腐敗や玉の傷みが少なく、収量が上がる。
萎黄病に対して強い抵抗性をもつ。

【栽培の要点】

生育初期に外葉を作りすぎると、大玉となり熟期が遅れ、玉ぞろいが悪くなる傾向がある。
元肥は従来の中早生種より2~3割程度少なく施し、追肥主体の管理で収穫期まで安定した肥効を保ち、結球を促進する。
中間地・暖地では、畝幅120cm、株間35~40cmの2条植えで、10a当たり4,100~4,700株植えを標準とする。
早どりねらいの春まき栽培では、定植直後の低温や霜による活着不良を防ぐため、保温資材を被覆し活着を促す。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。

▷初夏のかほりを詳しく見てみる





③ 彩峰(夏まきに適した品種)

作りやすい
耐暑性にすぐれ、中間・暖地の初秋どりに適し、適期栽培では定植後65日程度で収穫できる寒玉系早生種。
根張りと草勢が安定し、肥大性にすぐれる。また、草姿は中立性で玉は扁円球によくそろう。
耐暑性のある早生品種の中では、肉厚で輸送性にすぐれ、加工用に適する。
玉はツヤのある鮮緑色で、尻までよく色づく。食味は甘みとサクサク感があり、青果としても高品質。
萎黄病抵抗性で黒腐病に対しても耐病性をもつ。

【栽培の要点】

生育の早い早生種なので、健苗を適期に定植し、元肥主体で順調な初期生育を促す。
耐暑性にすぐれる一方、低温下では玉のしまりが劣るため、遅まきを避け適期播種を心掛ける。
極端な密植栽培を避け、本種がもつ早熟性や肥大性を生かせる、適切な条間・株間で栽培する。
黒腐病には耐病性をもつが、予防的な防除は欠かさない。また、株腐病、根こぶ病に対しては、適切に防除を行う。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。

▷彩峰を詳しく見てみる





④ 彩音(夏まきに適した品種)

萎黄病・黒腐病に強い耐病性を持ち、栽培適応能力が高く、いたって栽培しやすい冬どり中晩生種
草姿は中立性。外葉はやや丸みを帯びた濃緑葉で、旺盛に生育するため比較的大きく、玉の肥大性にすぐれる。
玉は濃緑で色ツヤのよい甲高扁円球で、形状安定性にすぐれる。葉質はやわらかくて甘みが強い。球内色の黄色みも強いので市場評価が高い。
耐寒性・低温結球性が強く、低温期でも肥大性にすぐれ、裂球は遅い。特に晩抽性にすぐれ、早春の芯伸びが遅いため収穫期幅は広い。

【栽培の要点】

草勢が強く吸肥力が強いので、元肥を控え、追肥も3回程度に分施して、収穫期まで安定した肥効を保つ。
強勢でやや大株に生育するが、密植しても玉肥大・玉ぞろい共によい。
栽植株数は、畝幅130cm、株間30cmの2条植えで、10a当たり5,200株を標準とする。
早春の上昇気温下で雨の多い条件では、菌核病が発生する場合があるので、適宜薬剤散布を行い、防除に努める。
暖地で、晩抽性を生かした4月どりをねらう栽培では、2月から肥効を上げ、結球を促す。
※育ち遅れの弱い苗は定植しない

▷彩音を詳しく見てみる





⑤ 湖月(夏まきに適した品種)

根張りが強く、生育が旺盛で栽培が容易。適期栽培では、定植後75~80日で1.6kg程度に達する寒玉中生種
肥大が安定し裂球も遅い多収種
収穫適期を過ぎた後も肥大が持続し、裂球が遅いので業務加工用に最適。2kg以上での収穫も可能な豊産多収種。
品質が安定し食味良好
球色は鮮緑で、気温の下降とともにキャベツ本来のうまみと甘さが増す。日もち・輸送性にもすぐれ、産地や作型による品質の差が少ない。

※SP…従来の「湖月」に改良を加え、発芽後のそろい性を高めました。

【栽培の要点】

中生種なので、元肥1/2、追肥1/2の肥料配分とし、収穫期まで肥効を持続させ、玉の肥大を促す。
比較的土壌を選ばないが、肥沃で排水のよい圃場で特性をよく発揮する。
肥大性やそろいのよさを生かすため、極端な密植栽培を避け、適切な条間・株間で栽培する。
萎黄病の抵抗性がないので注意する。また、黒腐病や株腐病、根こぶ病にも、適切な防除が必要。







⑥ YR春空(秋まきに適した品種)

定番で抜群のおいしさ
萎黄病に強く、早熟性と晩抽性にすぐれた良質種。
秋まきの5月どりや春まきの初夏どり栽培で威力を発揮する。
草姿はやや開性。外葉はコンパクトで密植栽培でも均一に生育する。生育は強健で、玉の太り、そろいは極めて良好。
玉はツヤのある鮮緑色。扁円球で形状の安定性にすぐれ、腰高球になりにくく箱詰めしやすい。
葉質がやわらかで、球内色は黄色味が強い。品質は春系キャベツに近いが、腐敗は比較的少ない。

【栽培の要点】

本種のすぐれた低温伸長性と早熟性を生かすには、秋まき栽培では年明けから春の追肥で外葉と玉の充実を図り、春まき栽培では追肥を早めに施し、結球開始期までに十分な外葉を作ることが大切。
生育が均一で玉ぞろいがよいので、密植栽培で増収をねらうのが得策。栽植株数は、畝幅60cm、株間30~35cmの1条植えで、10a当たり5,000~5,500株を標準とする。
低温期の育苗なので、べと病の発生に注意する。春の温床育苗では、軟弱徒長させないよう換気を十分に行い、トレイ育苗では順化期間をやや長めにして、茎が太く、よくしまった苗を定植する。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。

▷YR春空を詳しく見てみる





⑦ 春波(秋まきに適した品種)

萎黄病に強く、生育旺盛で晩抽性にすぐれ、玉肥大のよい秋まきの極早生種
草姿は中立性。外葉は鮮緑色でやや大きく育ち、作型適応能力が高く、一般平暖地の秋まき4月どりのほか、年内~1月どり栽培や冷涼地の初夏どりまで、栽培適応幅が広い。
玉は鮮緑で色ツヤのよい甲高扁円球で、形状の安定性がすぐれ、尖り玉になりにくい。葉質はやわらかく水分含量が多く、品質良好で市場評価が高い。
葉質がやわらかい良質キャベツとしては、結球後の耐寒性が強くて裂球も遅いので、収穫期幅は広い。

【栽培の要点】

草勢が強く吸肥力が強いので、秋まき栽培では抽苔を招かないために早まきを避け、10月上旬まきの4月どりをねらう。
肥培管理は、元肥を控え追肥主体とし、収穫期まで安定した肥効を保ち結球を促進する。ただし、秋まき栽培では収穫時期が上昇気温下となるので、結球後の腐敗や裂球を防ぐために肥料の遅効きは避ける。
早春の上昇気温下で雨の多い栽培条件では、菌核病やべと病が発生する場合があるので、適宜薬剤散布を行い、防除に努める。
秋まき栽培では10a当たり4,800株、年内~1月どり栽培では、やや密植して5,500株を標準とする。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。

▷春波を詳しく見てみる





⑧ おきな(作型の幅が広い品種)

萎黄病に抵抗性で、耐暑性をもち、生育旺盛で栽培容易。
適期栽培では、定植後60~65日で収穫できる早生種
玉は扁円球で、形状の安定性にすぐれる。
肥大がよく、L~2L玉の大玉収穫が可能。
裂球が遅く在圃性にすぐれ、加工業務用品種として適する。

【栽培の要点】

加工業務用に出荷するには、株間を40cmと広めにとる。
黒腐病や株腐病の予防防除を行う。

▷おきなを詳しく見てみる





⑨ 四季穫(作型の幅が広い品種)

耐寒・低温肥大性にすぐれ栽培しやすい中晩生種
結球は肥大型で初期よりしまりながら肥大し、球芯が短い甲高球となる。
晩抽性にすぐれ、腐敗や裂球が少なく、在圃性にすぐれる。

【栽培の要点】

極端な乾燥や肥料切れが起きると黒腐病にかかりやすいので、追肥が遅れないようにして肥効を持続させる。

▷四季穫を詳しく見てみる



まとめ



キャベツは過湿では根腐れが起きやすくなります。
水はけの良い畑づくりを心がけましょう。

異常気象が続く昨今では、大雨や長雨が続き、今まで以上の排水性を考えなければいけなくなっています。
水の停滞は、有機物の腐敗を招きます。
腐敗臭は害虫を集め、そして腐敗菌は植物に病気をもたらします。
有用菌によって有機物が分解されれば発酵、腐敗菌による有機物の分解は腐敗です。水分量の違いが、大きな違いとなって現れます。


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参考文献


いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 06月号
▷▷野菜だより 2018年 05月号
▷▷現代農業 2018年 06月号




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