タマネギ栽培 家庭菜園やプランター菜園おすすめ品種選

  •   01, 2018 09:23
  •  0


12・16・1




多くの料理に欠かすことのできないタマネギ。
生では辛みと独特の香りがありますが、加熱すると甘い味に変化します。
このことが、サラダから煮物、炒め物など多くの料理に利用される要因です。

家庭菜園では種から育てる方法と、苗を購入して育てる方法がありますが、初心者では苗から育てるほうが簡単です。
今回は、家庭菜園向きで初心者でも安心して栽培できる品種を探してみました。
タマネギ種選びの参考になれば幸いです。





タマネギの分類



タマネギの秋まき栽培は、貯蔵性により3つに分類されます。



極早生~早生(早採り栽培) 貯蔵性→短い

基本的に貯蔵には向きません
水分量が多く新タマネギとしてサラダなどに利用できます。
収穫後はなるべく早く調理するか、新聞紙などにくるんで風通しの良い場所で保存します。



中生~中晩生(普通栽培) 貯蔵性→中

雨の当たらない風通しの良いところに紐で吊るして保存します。
収穫後~9月から10月頃まで保存できます。
炒め物、煮物に向いています。



晩生(貯蔵用栽培) 貯蔵性→長い

雨の当たらない風通しの良いところに紐で吊るして保存します。
収穫後~12月から1月頃まで保存できます。
煮物に向いています



タマネギの保存についてはこちらが参考になります。
🔗タマネギの保存方法についてはこちらから



タマネギ栽培の注意点



タマネギの苗は市販されているものを購入するか、畑に苗床を作って苗をつくるのが一般的ですが、畑で苗をつくるには病害虫などのリスクが伴うため、知識と経験が必要です。
そこで、プランターを用いて苗を育てるという方法がおすすめです。
プランターで苗を育てれば病害虫のリスクが減り、初心者でも上手に苗をつくることができます。



苗半作といわれます。特にタマネギ栽培の成否は、植え付ける苗によって決まるといっても過言ではありません。
しっかりした苗を植え付けると球も大きくなります。
長さ20~25㎝、太さ5~6㎜くらい(鉛筆より少し細い)の苗になるようにします。
大きくなり過ぎた苗を植えると、収穫時にトウ立ちすることがあるので気をつけます。



追肥は3月までに2~3回行います。
3月以降に追肥すると、首の締まりの悪い球になり保存がきかなくなります



5月下旬~6月上旬ごろ、葉が黄色くなり全体の3割程度の茎が倒れたら収穫をはじめ、7~8割倒れたらすべて収穫します。
晴天が続きそうな日を選んで引き抜き、3日間置いて葉を乾かします。



タマネギ栽培についてはこちらが参考になります。
🔗タキイ種苗 タキイのタマネギ栽培マニュアル
🔗サカタのタネ 失敗しない栽培レッスン


おすすめタマネギ品種7選



それではおすすめのタマネギ品種を紹介していきます。
尚、2018年6月の楽天、amazon、ヤフーショッピングのランキング等を参考に厳選しています。




① 極早生 マッハ 

草勢旺盛で低温肥大性にすぐれ、病気に強い極早生種
玉は厚めの扁円球で、よくそろい作りやすい。1球平均230g。
収穫時から色ツヤがよく、首部もよくしまり、切り玉に適する。

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
年内から冬場の生育は抑え気味にして、早春からの追肥で肥効を高めるように肥培管理をすることが、葉勝ちにせず、早くとるポイント。
マルチ栽培では全量元肥とし、露地栽培では年明けと2月中旬を目安に2回追肥する。

▷タマネギ 種 『マッハ』を詳しく見てみる





② 早生 ソニック

玉は甲高の大玉によくそろい、早どりができる早生種
玉の色ツヤがよく、首部も細くてよくしまる。1球平均320g。
耐病性が強く、生育旺盛で作りやすい。
切り玉出荷が最適。吊り玉にした場合でも8月末まで貯蔵が可能

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
年内から冬場の生育は抑え気味にして、早春から肥効が高まるようにすることが、形状よく早どりするためのポイント。
マルチ栽培では全量元肥とし、露地栽培では年明けと2月中旬を目安に2回追肥する。
貯蔵性を高めるには、倒伏の1週間後を目安として晴天時に収穫する。

▷タマネギ 種 『ソニック』を詳しく見てみる





③ 早生 赤タマネギ 猩々赤

良質でおいしい生食用のレッドオニオン。外皮は美しい赤紫色。
玉は厚みのある扁円で、1球平均320g程度の大玉によくそろう。
葉は濃緑で、首は細く長いので、切り玉にも吊り玉にも適する。赤玉としては貯蔵性も高く、8月末まで貯蔵可能
生育旺盛で作りやすく、抽苔や分球も少ない。

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
吸肥力が強いので一般のタマネギと比べて施肥量は3割程度少なめとし、特に遅肥は禁物。
この肥培管理が、早期から濃く着色して、甘みが多く、しまりのよい玉を作るポイント。

▷タマネギ 種 『猩々赤』を詳しく見てみる





④ 中生 アトン

普通栽培で1球平均が350g、大玉栽培で600g程度にもなる増収種。
玉は豊円球でよくそろう。肉質は歯切れがよく、辛みが少なく甘みが強い。
普通栽培では12月まで、大玉栽培でも10月までの貯蔵が可能

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
大玉栽培では追肥を早春から2~3割ほど増量して施用。止め肥は3月上旬とする。
マルチ栽培は露地より7日程度の遅まきとし、2月の肥効を高めることと、乾燥に注意する。

▷タマネギ 種 『アトン』を詳しく見てみる





⑤ 中生 O・K黄

12月末までの吊り貯蔵や冷蔵貯蔵ができる、増収型の中生種
草姿は立性で、首部はよくしまり、抽苔や分球の心配は少ない。
玉は甲高球でそろいがよく色ツヤにすぐれ、1球平均290gとなる。

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
施肥は元肥主体でやや多めとし、初期の肥効を高める。止め肥は3月上旬とする。遅肥は禁物。
長期貯蔵用には、密植をして、よくしまった中玉に仕上げ、適期収穫に努める。

▷タマネギ 種 『O・K黄』を詳しく見てみる





⑥ 中生 O・P黄 

強勢で作りやすい増収型の中生種。
貯蔵力にすぐれ、12月末までの吊り貯蔵が可能で、品質は上々
玉は甲高球で、そろい・しまりともによく、1球平均320gの大玉となる。

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
施肥は元肥主体で、止め肥は3月中下旬とし、遅肥は避ける。
切り玉出荷や短期貯蔵用には疎植多肥栽培で多収を図るが、吊り貯蔵用にはやや少肥の密植栽培でかたくしまった中玉に仕上げ、適期収穫に努める。

▷タマネギ 種 『O・P黄』を詳しく見てみる





⑦ 中晩生 パワー

作りやすい長期貯蔵用の中晩生種。
草姿は中立性。首部は細長く、しまりが良好で吊り貯蔵が容易。
分球や抽苔の心配はほとんどない。
特に貯蔵性にすぐれ、2月末までの吊り貯蔵や冷蔵貯蔵に適する
玉は球形の中玉、1球平均290gでそろいがよい。表皮はよく密着し、色ツヤは良好。

【栽培の要点】
育苗日数は約55日。若苗定植で活着を促す。
施肥は元肥主体で、やや多めに施す。止め肥は3月中下旬が適期。
密植栽培で、かたくしまった中玉に仕上げる。

▷タマネギ 種 『パワー』を詳しく見てみる




まとめ



根が養分・水分を吸収するためには、エネルギーが必要です。
エネルギーを生み出すために、植物は光合成でつくったデンプンを根に送ります。
根は吸い込んだ酸素とデンプンを結合させてエネルギーを作り出します

根に欠かせない3要素は『空気』『水』『養分』ですが、中でも空気が不足すると根は酸素欠乏で窒息し、やがて根腐れを起こします。
作付け前には、深くまで土を耕して空気を含んだ土にしておくことが大事です。


関連記事



関連記事としてこちらもご覧ください。

🔗たまねぎ 密植についてはこちらから
🔗タマネギの保存方法についてはこちらから
🔗日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
🔗家の庭を1日で家庭菜園にする
🔗酸性土壌が危険な本当の理由と仕組みについてはこちらから
🔗オーガニックは地球を救う‼有機栽培・オーガニックの本当の意味についてはこちらから
🔗有機質肥料が根に吸収されるまでの微生物の働きについてはこちらから
🔗プランター栽培 おすすめ培養土5選についてはこちらから



参考文献



いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。

▷▷やさい畑 2018年 06月号
▷▷野菜だより 2018年 07月号
▷▷現代農業 2018年 07月号



最後まで読んでいただきありがとうございます。ポチッとおしてもらえると嬉しいです
↓↓↓

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ




関連記事

0 Comment

Post a comment