マルチの効果

  •   01, 2017 17:00
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12・1表紙



ひと昔前はあまり見られなかった畑に敷き詰められた黒色のビニールシート。
呼び名さえ知ることもなかった当時ですが、家庭菜園を始めるようになって、一度は試してみたい憧れとなったマルチ栽培。
技術開発・改良が進んで、農家だけでなく、趣味で菜園を楽しむ私たちにも購入することができる商品群、価格帯になり作物栽培の技術向上に役立っています。
改めて、マルチの効果を確認していきます。


マルチとは


畑の表面を何らかの資材で覆うことを『マルチング』略して『マルチ』といいます。
かつてはワラなどが使われていましたが、今ではポリエチレン製のフィルムが使われています。
被覆資材の種類によって、それぞれの効果が期待できます。


マルチの効果


《地温をコントロールできる》

マルチフィルムで地面を覆うと太陽光を受けて地温が上がります
上がる程度は、フィルムの色によります。
ワラなどで覆うと、地温を下げることができます。

《土がかたくならない》

土が雨にたたかれないので、団粒構造が崩れて土が固くなることがありません
土の流失も防げます。

《病気を予防する》

雨により、病気の原因になる泥が茎葉や実に跳ね上がるのを防ぎます

《肥料が流れにくい》
水に溶けやすい窒素やカリは、雨によって地下に流れやすいですが、雨の影響を直接受けないので流失しにくくなります。
肥料が無駄になりません。

《乾燥を防ぐ》
マルチフィルムに限らず、地面を覆うことで土の乾燥が防げます。
発芽や苗の活着がよくなります。

《雑草を抑制する》
光を通しにくいマルチを使うと、雑草が生えにくくなります
発芽しても光合成ができないので、成長できません。

《害虫を忌避》
光る素材を利用したマルチフィルムには、反射光を嫌うアブラムシやアザミウマの忌避効果があります。


注意すること


マルチをする時は、土が乾いた状態でフィルムを張ると、雨がしみこまないため、かえって乾燥してしまいます。
適度に土が湿った状態でマルチフィルムを張ることが大事です。


まとめ


マルチ栽培はメリットが多く、一度は試してみたい栽培方法です。
特に寒冷地などで地温の調節が必要な場合などは、必須アイテムです。 

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