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イチゴの防寒

  •   20, 2017 21:31
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12・20・1



イチゴは冬の寒さにあたらないと、春に甘くておいしい実ができないといわれます。
でも0℃以下になると寒さで枯死する可能性もあるようです。
どうしたらいいんでしょう…
寒い冬の一季なりイチゴの管理について調べてみました。




寒さにあたらないといけない理由


イチゴは、9月の気温と日差しの長さ(日長)を感じ取って、翌年の花芽が作られます
これを『花芽分化』と呼びます。
ちなみに、四季なりイチゴは真夏と真冬以外は通年花芽分化します。

さて、10月に畑やプランターに定植したイチゴの苗は、11月中旬まで成長しますが、寒くなってくると上に向かって伸びていた葉も地際を這うような姿になり(ロゼットと呼びます)、やがて春まで休眠状態になります。

休眠状態になり0℃~5℃の低温に一定期間あたることが休眠から覚める条件になります。
休眠から覚める条件に達することを『休眠打破』といいます。

どれぐらい0℃~5℃の低温にあてたらよいのかは品種によって違いますが、『とちおとめ』や『あきひめ』などは0~200時間、休眠の深い寒い地方の品種で1000時間を超えるものもあるようです。

この期間低温にあたらないと休眠から覚めず、春に元気に成長できなくなりますから注意が必要です。

花芽分化→休眠→休眠打破→開花→結実

上記がイチゴの秋から春の流れになります。


イチゴが春に甘くておいしい実になるには


休眠状態のイチゴでも、葉では光合成をおこなっています。
光合成によって作られた糖やデンプンは、根にたっぷり蓄えられ、春の成長に使われるのです。

寒いからといって早い段階で防寒すると根の充実を妨げることになり、元気で丈夫な株にならない可能性があります。


どこまで防寒対策をするか


イチゴは寒さには比較的強いですから、0℃以下の環境でなければ、防寒せずに冬を越すことができます。
しかし、年によっては記録的な寒さがが続くこともありますから、株の凍結を防ぐ程度の防寒対策をすると良いでしょう。


敷きわらでマルチング


地温が下がり過ぎないように、敷きわらなどでマルチングをすると凍結枯死を防ぐことができます。

プランター栽培など移動できる場合は、北風の当たる場所や冷え込みの強い場所を避けるように設置しましょう。

▷▷イチゴ栽培用プランター『ハーベリーポット』を見てみる


普通なら春に実がなるイチゴが真冬の12月に店頭にならぶのは…


花芽分化→休眠→休眠打破の流れがイチゴの生理現象なのですが、強制的に早く寒さにあてたり、ハウスで保温したり、光をあてたりして、このイチゴの生理現象の時期をずらすことが可能です。
このことで、都合のいい時期に実を収穫することができます。

半促成栽培促成栽培と呼ばれる栽培方法ですが、「クリスマスにはイチゴのケーキが食べたい!」という消費者のニーズに答えようと、農家の方たちが真剣に取り組んできたからこそできた栽培方法です。
頭が下がります。

まとめ


品種にもよりますが、低温にあてる期間から逆算すると、1月中旬から下旬までは、0℃~5℃の低温にあてたほうがよさそうです
2月の厳寒期は、気温の様子を見ながら防寒するようにしていくと良いでしょう。

私のイチゴは5月初旬に初収穫し、5月中旬には最盛期を終えてしまいました。
来シーズンは、早めにシートで保温して花の開花を早め、収穫量を増やそうとたくらんでいます。


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🔗いちご 葉かき 【定植23日後 2017】についてはこちらから
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よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2017年 12月号
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Tag:いちご 花芽分化 休眠打破

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