ミミズのはたらき

  •   09, 2018 19:51
  •  0


1・3・1



ミミズは地球にとって最も価値ある動物
と、あのダーウィンはミミズのことを称賛しています。
ミミズは、古くは「自然の鍬」近年では「土の健康のバロメーター」ともいわれ、土壌動物の中でも特に優れた機能を持っているといわれています。
はたして、ミミズは土の中で何をしているのでしょうか、調べてみました。





ミミズはどんな生き物

ミミズ(貧毛綱)は、釣りの餌となるゴカイや人の血を吸うヒルと同じ無脊椎動物の環形動物部門に属していて、世界で7,000種類発見されているといわれますが、はっきりとした数はいまだ不明です。

どちらが頭で尻か、どちらが背中で腹か、見た目ではわかりづらいですが、ちゃんと頭、尻、背中、腹があるんです。
全体の中で少し太くなっている部分が頭、身体の色が濃いほうが背中のようですが、間近で見て確認する勇気はちょっとありません。

繁殖は、一般に他の個体との交接で卵を産み繁殖します。
身体を切断しても死なずに増殖できる種類もいますが、一般的には二つに切れると後方部分か、両方とも死んでしまいます。

畑に住むミミズは、「堆肥生息型」「枯葉生息型」「表層土生息型」「下層土生息型」の4つの生息型に分類され、それぞれ種類も食性も異なります。


ミミズのはたらき① 動き回って物質の通り道を作る


ミミズはエサを求めて土の中で縦横無尽に動き回ります。
穴の数は1㎡に800、長さは180mにもなります。
動き回ることによってミミズの体幅分の穴の道ができます。
この穴を通して空気や水が入り、植物の根や土壌微生物の呼吸や水分吸収を助けます

また、道の壁はミミズの体表から出た粘液で塗り込まれていて、水分、炭素、窒素、リン酸などが多く、土壌微生物の繁殖の場となります。
そして、その菌を食べるために土壌動物が入り込み、植物の根も栄養を求めて伸びてきます。
ミミズの通り道は、生物の多様性を作ってくれます。


ミミズのはたらき② 有機物と微生物を食べて分解


ミミズは枯葉や、野菜くず、土などの有機物とともに、有機物に付着繁殖したカビなどの微生物、土中の微生物などを飲み込みます。
腸内では病原菌や害虫の線虫などを減らし、病原菌を抑える有益な菌を増やして排出してくれます。
また、飲み込んだ有機物を植物が吸収しやすい形に変換して排出してくれます。


ミミズのはたらき③ 根が吸収できる栄養素を含んだ糞をする。


ミミズは穴の通り道に糞をします。
この糞は、作物の成長に必要な栄養を多く含むうえに、根が吸収しやすい形になっています。
土に比べて、窒素が3倍、リン酸が2.5倍、ミネラルが2倍、腐植物質は14倍になります。
また、植物の成長を促進する物質や、有用な土壌微生物も多く糞として排出してくれます。


ミミズのはたらき④ 死体となって栄養価の高い有機物になる


ミミズの死体には、たんぱく質が多くアミノ酸やビタミン類も多く含まれます。
死んで土壌動物や微生物の餌となり、分解されて最終的に肥料分になり植物の根に吸収されます。


まとめ


土づくりには、土壌微生物が大切な役割をはたしていることはよく言われていることですが、ミミズなどの土壌動物もとっても大切な役割を担っていることがよくわかりました。

大事なのは、食物連鎖による生物バランスです。何かが増え過ぎてはいけないのです。
『過ぎたるは及ばざるがごとし』ですね。

土を耕すときにミミズを切ってしまって、ミミズさんごめんなさい…

ミミズの糞を利用した肥料が発売されているんですね。
▷▷プロが作った肥料「みみずのフン6L」を見てみる


関連記事


関連記事としてこちらもご覧ください。
🔗土壌微生物のはたらきについてはこちらから
🔗良い堆肥 悪い堆肥についてはこちらから



いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 02月号
▷▷野菜だより 2018年 01月号
▷▷現代農業 2018年 02月号



最後まで読んでいただきありがとうございます。ポチッとおしてもらえると嬉しいです
↓↓↓

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ




▽おすすめ農業資材▽
















関連記事

Tag:ミミズ 土壌動物

0 Comment

Post a comment