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インゲン栽培 家庭菜園やプランター菜園おすすめ品種10選

  •   29, 2018 22:38
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2018/3/3/10



採れたてのインゲンをサッと茹でてマヨネーズをつけていただく。
ほんのり甘い豆の香りが鼻から抜けて、なんとも美味しく菜園家冥利に尽きる一瞬です。

胡麻和えや煮物、天ぷら、バター炒めなど、どんな料理にも相性が抜群です。
お肉料理の付け合わせなど、緑色が鮮やかで料理の彩としても重宝する野菜です。

つるなしの早生品種なら50日で収穫でき、支柱もいらずプランターなどでも簡単に育てられます。
今回は、初心者でも気軽に育てられる品種を、つるあり、つるなしとに分けて選んでみました。

インゲンの品種選びの手助けになれば幸いです。




つるあり種とつるなし種



日本のインゲン品種は、実が大きくなる前の緑色のサヤを食べるサヤインゲン用品種が主に出回っています。
つるなし種は、栽培期間と収穫期間ともにつるあり種に比べて短いですが、支柱を立てる等の手間もなくプランターなどで気軽に栽培できるのがメリットです。
一方、つるあり種は栽培期間と収穫期間ともにつるなしに比べ長く、支柱立てや強風対策など管理が大変ですが、収穫量も多く味も美味しい品種が多いです。


インゲン栽培の注意点



つるあり種は、つるが伸び始めたら支柱を立てて誘引します。
身長を超える高さまで成長しますから、手の届く高さで摘心します。
その後、脇芽が勢いよく伸びますから、葉が込み合って湿気が溜まらないように上手く誘引すると収穫量が増えます。

つるなし種は、草丈40~50㎝程度に成長します。
強風や台風などで倒されないように短い支柱に誘引しておくと安心です。

実の取り遅れは、サヤの品質が低下し味が落ちるので、豆のふくらみが目立つ前に収穫すると良いです。

インゲン栽培についてはこちらが参考になります。
🔗タキイ種苗 山田式家庭菜園教室
🔗サカタのタネ 園芸通信


おすすめインゲンの種9選



それでは、おすすめインゲンの品種を紹介していきます。
尚、2018年3月の楽天、Amazon、ヤフーショッピングのランキング等を参考に厳選しています。



① つるなし 初みどり2号

曲がりと子実の凹凸が少ない関西市場向けのスジなしの丸莢で、秀品率が高い。
莢の長さは13cm程度で一斉に着莢し、そろいがよい。
露地直播栽培では、播種後53日程度で収穫ができる。
草勢は中強で作りやすく、どの作型でも多収。
草丈が50cm程度のつるなし種。

【栽培の要点】
排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。
酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0~6.5に調整する。
開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。
着莢時期までは乾燥を避ける

▷初みどり2号を見てみる




② つるなし 恋みどり

極濃緑の莢色とそろいのよさが最大の特長。店頭では新鮮さをアピールでき、調理後は料理の見ばえがよい。
スジなしの丸莢で莢長は14cm程度。曲がりが少なく秀品率が高い。
草丈は50cm程度のつるなし種で、葉の大きさは中程度。
風味豊かで食味がよい。
草勢がやや強めで収量性が高い。収穫は播種後54日程度を目安とする早生種。

【栽培の要点】
インゲンは連作障害が出やすい作物なので、連作は避ける。
根粒菌の活動を促すため、pH6.0~6.5を目安に調整する。また、高畝にして排水性も高める。
堆肥などの粗大有機質を多用し、保水・排水性のよい土づくりに努める。全量元肥で施すのが基本。
マルチは、保温効果による発芽の向上、あるいは泥の跳ね上がりによる莢の腐敗を防ぐ効果もある。
高温時期に開花すると着莢に影響するので、盛夏の栽培を避けるように播種期を選ぶ。
収穫期間は約2週間なので、播種期を10~14日ずつずらしておくと収穫・出荷が安定して行える。
播種は1ヵ所に3~4粒まいて、2cmほど覆土する。発芽後に本葉が出たら、間引いて1~2本立ちにする。
畝幅1.2~1.5m、株間30~35cmで2条まきが目安。
開花・着莢時期に水分が十分あれば曲がり莢や短莢の心配はなく、落花による収量減も回避できる。

▷恋みどりを見てみる




③ つるなし モロッコ

莢は長さ14cm、幅が1.5cm程度のスジなし平莢種。
草丈が45cm程度のつるなし種で、露地直播栽培では播種後50日程度で収穫ができる。
莢にはスジがなく、肉厚で、やわらかさと風味は格別。
莢つきのよい多収種で作りやすく、直売所出荷や家庭菜園に適する。

【栽培の要点】
排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。
酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0~6.5に調整する。
開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。
着莢時期までは乾燥を避ける。

▷つるなしモロッコを見てみる




④ つるなし さつきみどり2号

莢は長さ14cm程度のどじょうインゲン。濃緑色でスジのない丸莢種。
肉厚でやわらかく、食味がよく風味豊か。
露地直播栽培では、播種後54日程度で収穫ができる。
草丈が45cm程度のつるなし種

【栽培の要点】
排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。
酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0~6.5に調整する。
開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。
着莢時期までは乾燥を避ける。

▷さつきみどり2号を見てみる




⑤ つるなし サクサク王子

丸莢の長莢で、莢幅7~8、莢の長さ16~19です。
シャキシャキ感のある歯ごたえで食味が非常によく、短時間でゆであがりサラダ感覚で楽しめます。
鮮緑色で莢の表面は子実の部分が目立たず、なめらかです。
株は従来品種より馬力型で大きくなるため、誘引を必要とします。
一斉収穫タイプでなく、2~3週間かけて収穫していくタイプです。中生から中晩生品種。(他のつるなしより遅い)
適期を過ぎた収穫や乾燥、高温により莢にスジが出ることがあるので注意します。

【栽培の要点】
吸肥力が強い品種のため、施肥は10a当たり窒素で8~10kgとし、開花後の追肥で追っていきます。ハウスなどの施設栽培は残肥に気をつけて、少なめにします。
低温期の播種はプラグを利用します。なお、移植は初生葉展開時とし、根を傷めないよう注意します。
他のインゲンよりも株が大きく長莢のため、開花期以降にとくに水を必要とします。マルチ栽培で水分を確保し、開花期以降適宜灌水をしたほうが生産量は安定します。乾燥により株が弱ったり、莢にスジが出たりすることがあるので注意します。
追肥は開花初期に行い、莢のつきや肥大をはかり、なり疲れに注意します。
露地栽培においては、より安定した収穫をするためにも雨よけ栽培がおすすめです。
収穫は莢幅7~8(長さ16~19)が適期です。適期を過ぎたり盛夏期の収穫はスジが出ることがあります。つるなしインゲンの従来品種並みの長さでも収穫できますが、上記の幅と長さで収穫したほうが、この品種のもつ食味・食感のよさを発揮できます。
盛夏期は着莢が遅れる可能性があるので、栽培はさけてください。

▷サクサク王子を見てみる




⑥ つるなし セリーナ

濃緑の丸莢は長さ13cm前後になります。スジがなく、曲がりにくくいインゲンです。

【栽培の要点】
莢の粒の肥大が遅いので、収穫期の幅が広く、また一斉収穫するのにも向きます。
収穫は朝の涼しいうちに行い、暑い日中は避けます。

▷セリーナを見てみる




⑦ つるあり ケンタッキー101

ケンタッキータイプの中では低節位から着莢し、後半まで収量性の高い多収種。
莢は長さ21~23cmの丸平莢でスジなし。曲がりと子実の凹凸が少なく、そろいがよい。
草勢旺盛で環境適応性にすぐれ、高温期はもちろん、低温少日照下でも安定した栽培ができる。

【栽培の要点】
排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。
酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0~6.5に調整する。
元肥は緩効性肥料を主体に施す。
開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。
着莢時期までは乾燥を避ける。

▷ケンタッキー101を見てみる




⑧ つるあり モロッコ

莢は長さ14cm、幅1.8cm程度のつるあり種。肉厚の平莢で、食味が格別。
莢の色は鮮緑色で、加熱すると一層鮮やかなグリーンになる。
やや子実が目立つが、いつまでもスジが入らず、とり遅れた大莢でもやわらかくて味が落ちない
草勢旺盛で栽培容易な多収種。直売所出荷や家庭菜園にも特におすすめ

【栽培の要点】
排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。
酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0~6.5に調整する。
元肥は緩効性肥料を主体に施す。
開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。
着莢時期までは乾燥を避ける。

▷モロッコを見てみる




⑨ つるあり 王湖

莢は15~17cm、やや平莢でスジなし、やわらかで食味がすぐれたつるありインゲンです。
生育が旺盛で、草丈は2mほどになり、多収性です。

【栽培の要点】
莢がふくらみ、長さが15~17cmになったころが収穫適期です。
収穫時に株を傷つけないことが良品多収につながります。
盛期には収穫を朝夕2回行います。
とり残すと株の負担が大きくなるので、適期に収穫します。播種後60日ほどでとれ始め、40~50日間続きます。

▷王湖を見てみる




⑩ つるあり ジャンビーノ

莢の形は平莢で、色は鮮緑色で、つるありのスジなし品種です。
長さ15~17。幅約1.8。やわらかく、食味にすぐれます。
播種後58日前後で収穫できる極早生品種です。

【栽培の要点】
莢の長さは15~17で収穫します。
収穫が遅れると樹への負担が増え、莢の品質も落ちてきますので、若莢の適期収穫に心がけます。
収穫は高温期をさけ、朝夕の涼しいときに行い、病害虫に侵されたものは選別して取り除きます

▷ジャンビーノ(つる有り)を見てみる



まとめ



インゲンはマメ科ですから根粒菌が働いてくれます。
土中にチッソ分が少なければインゲンの根に根粒を作り、空気中のチッソを固定し、インゲンに供給してくれます。

一方、土中に十分なチッソがある場合は、無理にインゲンにチッソを供給するようなことはしません。
これが微生物のすごいところで、余分なことはしません。
常に土中のバランスを整えてくれます。

このバランスは微生物の絶対量が多いほど崩れにくくなりますから、微生物の多様性を心がけた土づくりをしていくことが大事です。


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参考文献


いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 04月号
▷▷野菜だより 2018年 03月号
▷▷現代農業 2018年 04月号



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