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ゆっくり家庭菜園

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土壌微生物のはたらき

土壌微生物のはたらき

元気な野菜は、元気な有用菌のおかげ。土づくり(団粒構造の構築)とは、土壌生物を増やす環境づくり、と言い換えることができます。植物にとって有用な土壌微生物土の中には、大小さまざま数多くの生物が生存しています。ミミズなどの植物栽培に有用な生物もいれば、植物に害を及ぼす生物もいます。土の中で、それぞれの生物のバランスがとれていれば、食物連鎖で生物数は安定し、病気も起こりません。が、何かの拍子でバランスが...

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プランター栽培に最適な培養土

プランター栽培に最適な培養土

植物に最適な土や肥料などをあらかじめ配合した用土です。土作りの手間が省け、初心者の方やプランター栽培にオススメです。培養土とは培養土は、基本用土と補助用土が最初から混ぜ合わせてあり、特定の植物に合わせた肥料配分(窒素・リン酸・カリ)や、水はけ・水もちの調整が既に済んでいる用土です。市販の培養土は、病気にかかりにくく、PH度数を調整する必要がありません。殺菌した清潔な土を使っているため、病害虫が寄り付き...

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試してみたい堆肥

試してみたい堆肥

日本人のすごいところ!長い年月をかけて地道に研究を続けた成果です。今までなかった優れた効果を発揮する、興味深い堆肥がいろいろ開発されています。《竹堆肥》原材料添加物を一切使用せず100%生竹パウダーだけを、竹に自生している天然の乳酸菌で発酵させた堆肥特徴必要量は牛ふん、バーク堆肥の40分の1と少量で十分な効果があり、畑仕事が楽になります。甘酸っぱい香りなので、住宅が近くても匂いが気になりません。増殖した...

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堆肥まとめ

堆肥まとめ

土づくり効果が高いのは腐葉土。発酵鶏ふんはほぼ有機質肥料として扱う。野菜作りにおいて、欠かすことのできない堆肥について、肥料効果と土づくり効果の2つの観点からグラフ化してみました。今後の野菜栽培、土壌改良のお役に立てれば幸いです。《グラフの見方》タテ軸・・・上に行けば行くほど肥料効果が高くなります。ヨコ軸・・・右に行けば行くほど土づくり効果が高くなります。動物質堆肥はオレンジ色、植物質堆肥は緑色参...

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牛ふん堆肥 動物質堆肥

牛ふん堆肥 動物質堆肥

ワラやもみ殻が、副資材に使われている牛ふん堆肥がおすすめです。原材料牛ふんに、もみ殻、ワラ、おがくずなど炭素を多く含む有機物を加えて堆積させ、発酵・熟成した堆肥です。特徴肥料効果が穏やかに続き、副資材に使われている植物質の有機物のおかげで高い土づくり効果が得られます。副資材として、おがくずや木質チップなどがよく利用されていますが、木質系の有機物は分解するのに時間がかかり、ほとんどの場合は未分解のま...

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もみ殻堆肥 植物質堆肥

もみ殻堆肥 植物質堆肥

空気の層が増え、通気性や水はけなど土の物理性が向上します。特に粘土質の畑に使うと土壌改良効果大です。原材料もみ殻堆肥は、もみ殻に鶏ふんなど窒素の多い有機物を発酵促進剤として加え、長期間発酵・熟成させた堆肥です。高い土づくり効果を発揮します。特徴もみ殻は玄米を守っているかたい殻で、空隙が多くて比重が軽く、土に混ぜると空気の層が増え、通気性や水はけなど土の物理性が向上します。土壌の生物が元気になり、土...

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バーク堆肥 植物質堆肥

バーク堆肥 植物質堆肥

砂質の畑に使うと、保水力や保肥力が向上します。未熟なバーク堆肥は野菜の育ちを悪くします。《原材料》粉砕した樹皮に鶏ふんなどを加えて、発酵させた堆肥です。セルロースやリグニンなど、分解されにくい炭素が多いため、1年以上じっくりと熟成させなければなりません。《特徴》繊維質が多く、土づくり効果が高いです。砂質の畑で使用すると腐植(有機物が十分に分解された土のような物質)が増え、弱点である保水力や保肥力を...

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腐葉土 植物質堆肥

腐葉土 植物質堆肥

ミネラルが豊富で、野菜の味をよくしてくれます。病気が出がちな畑を健康にしてくれます。《原材料》ナラ、クヌギ、サクラなどの広葉樹の落ち葉を長期間堆積して、発酵、熟成させた完熟堆肥です。《特徴》じっくりと熟成させた腐葉土は、土壌微生物が好んで食べる良質なエサで、土の中の生物活性が高まり、土の団粒化が進みます。肥料効果はほとんどないので、ボカシ肥料や米ぬかなどの有機質肥料と合わせて使います。落ち葉には、...

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良い堆肥 悪い堆肥

良い堆肥 悪い堆肥

野菜がうまく育たない。病気や害虫が出やすい・・・選んだ堆肥が原因で失敗していることが意外と多いそうです。堆肥は必需品堆肥は、土づくりに欠かせない資材です。多くの人が堆肥を施して、野菜作りに備えています。堆肥を施すことによって、土壌微生物が増殖し、野菜がスクスクと育つ土へと自然に変化します。堆肥の品質市販されている堆肥にもピンからキリまでいろいろあり、粗悪な未熟堆肥を使うと多くの場合、病害虫が多発し...

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堆肥は二種類

堆肥は二種類

土づくり効果の堆肥と、肥料効果の堆肥の二種類に分かれます。堆肥の特徴を大まかに覚えておくと、堆肥選びのヒントになります。堆肥は、主材料の違いで、植物質堆肥と動物質堆肥に分けることができます。植物質堆肥は、落ち葉、樹皮、もみ殻、ワラなど植物質の有機物が主材料の堆肥です。窒素が少なめで炭素を多く含んでいる植物質の有機物は、分解に時間がかかります。そこで、家畜ふんや米ぬかなど窒素が豊富な有機物を発行補助...

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