森や林の植物は枯れた葉や枝が地面に落ち、長い時間をかけ微生物によって栄養素に分解され、土中の根に吸収されて成長しています。毎年この繰り返しで緑は保たれています。誰かが肥料をまいているわけではありません。ゆえに腐葉土は、植物のベースとなる安全な栄養素(堆肥)といえると思います。長い時間をかければ自然に腐葉土は出来るのですが、少し手を加えればあまり時間をかけずに作ることができます。農家などでは大規模に...
ベランダや軒下、玄関などの空きスペースを利用してプランター菜園を始めてみようと思ってるあなたへ、おすすめの培養土を紹介しようと思います。異常気象による作物の不作で野菜の高値がつづく昨今、家庭菜園やベランダ菜園などが流行しています。ホームセンターに行けば、培養土や肥料、腐葉土や堆肥などが多種多様にあって人気の程がうかがえますが、かえって何を選んだら良いのか見分けがつかなくなってしまっています。培養土...
「ミミズは地球にとって最も価値ある動物」と、あのダーウィンはミミズのことを称賛しています。ミミズは、古くは「自然の鍬」近年では「土の健康のバロメーター」ともいわれ、土壌動物の中でも特に優れた機能を持っているといわれています。はたして、ミミズは土の中で何をしているのでしょうか、調べてみました。ミミズはどんな生き物ミミズ(貧毛綱)は、釣りの餌となるゴカイや人の血を吸うヒルと同じ無脊椎動物の環形動物部門...
さあ、家庭菜園でも始めよう!と何もしていない土にタネや苗を植えても、おそらくうまく栽培できません。それは、土が作物栽培に適した土になっていないからです。管理されていない土は『粘土質』か『砂質』のどちらかになっていることが多いです。どちらも栽培に適した土に改良することで、実りある菜園にすることが可能です。 粘土質の土の欠点 粘土質の土は雨が降るとドロドロ、乾くとカチカチになる有機物の少ない土です。水...
未熟な堆肥は、トラブルのもと。腐植を増やして理想の土づくり完熟堆肥ができるまで土壌には様々な微生物が生息していますが、その中で有機物の分解に大きく関係しているのは糸状菌、放線菌、細菌です。堆肥発酵の各段階で活躍する微生物が変わってきます。初期段階で活躍する糸状菌(カビ)堆肥発酵の初期段階には様々な種類の糸状菌(カビ)が増殖します。糸状菌は土壌中に10万種類以上存在するといわれていますが、糸状菌が旺盛...
土の中には1グラムあたり30億個の微生物がいます。いったん植物が土中に根を伸ばし、地表に茎葉を出し始めると、微生物は根や茎葉の周りにに集まってきて、植物の成長を助けたり、病害虫から植物を守ってくれます。反対に、植物は微生物の成長に必要な養分を提供し、持ちつ持たれつの関係が成立しています。これらの植物にとって有用な微生物がそれぞれどんな働きをしているのか見ていきます。 乳酸菌とは 乳酸をつくる細菌類の総...
土の中には1グラムあたり30億個の微生物がいます。いったん植物が土中に根を伸ばし、地表に茎葉を出し始めると、微生物は根や茎葉の周りにに集まってきて、植物の成長を助けたり、病害虫から植物を守ってくれます。反対に、植物は微生物の成長に必要な養分を提供し、持ちつ持たれつの関係が成立しています。これらの植物にとって有用な微生物がそれぞれどんな働きをしているのか見ていきます。酵母菌とは堆肥やボカシ肥料の発酵を...
土の中には1グラムあたり30億個の微生物がいます。いったん植物が土中に根を伸ばし、地表に茎葉を出し始めると、微生物は根や茎葉の周りにに集まってきて、植物の成長を助けたり、病害虫から植物を守ってくれます。反対に、植物は微生物の成長に必要な養分を提供し、持ちつ持たれつの関係が成立しています。これらの植物にとって有用な微生物がそれぞれどんな働きをしているのか見ていきます。放線菌とは病原菌を破壊して病気の少...
土の中には1グラムあたり30億個の微生物がいます。いったん植物が土中に根を伸ばし、地表に茎葉を出し始めると、微生物は根や茎葉の周りにに集まってきて、植物の成長を助けたり、病害虫から植物を守ってくれます。反対に、植物は微生物の成長に必要な養分を提供し、持ちつ持たれつの関係が成立しています。これらの植物にとって有用な微生物がそれぞれどんな働きをしているのか見ていきます。根粒菌とはマメ科の植物の根に侵入し...
土の中には1グラムあたり30億個の微生物がいます。いったん植物が土中に根を伸ばし、地表に茎葉を出し始めると、微生物は根や茎葉の周りにに集まってきて、植物の成長を助けたり、病害虫から植物を守ってくれます。反対に、植物は微生物の成長に必要な養分を提供し、持ちつ持たれつの共存関係が成立しています。これら植物にとって有用な微生物がそれぞれどんな働きをしているのか見ていきます。菌根菌のはたらきリン酸やミネラル...