投稿:2018-05-07
| 更新:2018-11-14
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2018年のキュウリの栽培記録です。
種まきから収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園でのキュウリ栽培の参考になれば幸いです。
2018年5月5日 栽培日数0日 種まき
あらかじめバケツなどで種まき用土と水を混ぜておきます。
育苗用10.5㎝ポリポットに、用土を入れます。
深さ1㎝の穴を3か所あけタネをまきます。
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土をかぶせ穴を埋め、軽く押さえて種と土を密着させます。
今回は3株植え付けるので、失敗を考慮し4ポットつくりました。
最後にじょうろでやさしく水をまきます。

直射日光が当たらないような明るい日陰において、表面の乾燥を防ぎます。
5~7日で芽が出そろうはずですが…どうでしょう

2018年5月15日 栽培日数10日 発芽
種まきから10日でやっと発芽しました。
寒い日が何日か続いたからでしょうか10日かかりました。
さて、発芽はそろうのでしょうか、万一のことを考えて2ポットほど新たに種まきした方が良いでしょうか…

2018年5月24日 栽培日数19日
結局2株しか発芽しませんでした。
念のため保険で種まきしておいた分が何とか3株発芽してくれました。
発芽までは温度管理と水分管理が大事だと気づかされました。

2018年5月27日 栽培日数22日 畝立て
本葉が出てきました。
本葉3~4枚で定植しますから、元肥を入れて畝を完成させておきます。
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2018年6月2日 栽培日数28日 支柱立て
定植する前に支柱を立ててネットを張ります。
太さ16㎜、長さ210㎝の支柱を7本使って合掌づくりで仕立てます。
高さがあるので強風でぐらつかないように結束バンドで締めると安心です。
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ネットは前回使ったネットを支柱から外さずにくるくる巻いておいたものを使います。
こうしておくと簡単です。

完成です。
暴風には少し弱そうなので適時補強しないとです。
仕立て方についてはこちらが参考になります。
🔗仕立てにこだわった夏野菜づくり

2018年6月3日 栽培日数29日 定植
キュウリの根は浅く広く張ります。
根切り植えによって活着後の根張りが良くなり元気な株に育ちます。
キュウリの定植についてはこちらが参考になります。
🔗ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記
水を張ったバケツにポットごと入れ、根に十分水を吸わせるとともに、ポットから外し根を洗います。
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株元から8~10㎝で根を切り、ヒトデのように放射状に根を這わせます。
土をかぶせ、たっぷり水をあげます。
根の活着までは乾燥に注意します。
今回2株定植しました。本葉が出始めたばかりの残り2ポットは後日定植します。
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2018年6月23日 栽培日数49日
ツルが出てネットに綺麗に絡まっています。
脇芽や花、小さな実がなり始めていますが、6節目くらいまではすべて摘み取ってしまいます。(主枝の葉は摘みません)
主枝の成長を優先することと、株元の風通しを良くする目的です。
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2018年7月1日 栽培日数57日
実がつき始めました。
小っちゃくてもキュウリの形なので可愛いですね。
これが1週間もしないで立派なキュウリになるからすごいです。

2018年7月4日 栽培日数60日 初収穫
まっすぐで立派なキュウリが出来ました。
種まきから2か月で収穫にたどりつきました。
もう少し大きくなりそうですが、株の充実のために少し早どりします。

2018年7月16日 栽培日数72日
初収穫から順調に採れています。
黄色くなったり、込み合ってしまった下葉を摘んで風通しを良くします。
一度に何枚も摘葉すると弱りますので気をつけます。
あまり欲張らずに整枝をして元気な株を育てることを心がけます。

2018年7月29日 栽培日数85日 台風12号
台風12号を無事やり過ごし被害ゼロで翌朝を迎えることができました。
支柱が効いているということでうれしいですね。
ここのところ曲がり果ばかりできています。
追肥をしたりしていますが、はっきりした原因はわかりません。
暑さでばてているのかな…

※2018年の夏は記録的な酷暑となっています。
各地で熱中症のニュースが報道されています。
無理をせず身体を労わった家庭菜園作業をしましょう。
🔗家庭菜園 無理をしない畑作業のすすめ
2018年8月4日 栽培日数91日 ツル割れ病か?
2日ほど前から1株だけ生気を失い枯れ始めました。
主枝の6節目辺りが褐変し、カビの菌糸のようなものが見えています。『ツル割れ病』の症状です。
ここから上が枯れ始めていますのでカットしてしまいました。その下の子づるは元気ですので1本でも実がなってくれれば幸いです。
連日35℃以上の暑さで大分ばてているのでしょう。まともな形の実がなりません。暑さが落ち着いて元気を取り戻せばまっすぐなキュウリが採れるようになるかな。
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2018年8月15日 栽培日数102日
暑さが少し落ち着き、雨も降ったからでしょうか、全体的に元気を取り戻したように見えます。
ツル割れ病の株も復活しています。
曲がり果や尻細果ばかりでしたが、良い形と思われる実がつき始めています。
初めの頃のように真っすぐな実がなってくれるといいな…
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2018年9月1日 栽培日数119日
9月に入りました。
栽培日数は110日を超え、1日平均2本ペースで収穫できていましたが、そろそろ終盤でしょうか…だいぶくたびれましたね。
残りの実を収穫して撤収となりそうです。

2018年9月5日 栽培日数123日 台風21号塩害
暴風被害の大きかった台風21号。
海との直線距離100メートル弱の我が畑にはモーレツな塩風が吹き荒れたようで、葉が萎れてしまいました。おそらく塩害だと思います。
回復の兆しもないですし、収穫も終えていますので、これで撤収の踏ん切りがつきました。

2018年9月8日 栽培日数126日 撤収
栽培日数126日、7月4日に初収穫してから1日平均2本、約100本で2018キュウリ栽培を終えます。
キュウリの太い根は浅く四方八方へ広く張ることがよくわかります。
🔗ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記
↑大事なひと手間です。


使用した資材
▷園芸支柱 径16mm×長さ210cm7本
▷園芸支柱 径11mm×長さ120cm 2本
▷180×180 園芸用ネット
ビニール紐
結束バンド
まとめ
2018キュウリ栽培は、種から育苗し栽培しました。種まき後、寒い日があり発芽がそろわず、苗半作といわれることを考えると、このことが最後まで栽培に影響したのかもしれません。
7月からの記録的な暑さで、株が弱ったようで曲がり果や、尻細、流れ果が多発しました。
初めて『ツル割れ病』を体験しました。
その他、うどん粉病、ウリハムシの害がありましたが、2.3日おきに乳酸菌培養液を葉面散布したおかげか、ひどい害にならずに済みました。
🔗乳酸菌で土づくりについてはこちらから
次作は、育苗を適時に行い元気な苗を育て、異常気象が襲ってきても負けない栽培をしたいと考えます。
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参考文献
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 10月号
▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
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Last Modified : 2018-11-14