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チンゲンサイ栽培 家庭菜園やプランター菜園おすすめ品種5選



2018/3/23/1



中国料理に出てくるチンゲンサイ。熱を加えると鮮やかな緑色になり料理にアクセントをつけてくれます。
シャキシャキとした歯触りとクセのない味は、中国料理だけでなくいろいろな料理に利用できます。

初心者でも簡単に栽培できて、特に病害虫の減る秋まき栽培がおすすめです。
今回は暑さ寒さに強く、簡単に栽培できる品種を探してみました。
チンゲンサイ種選びの参考になれば幸いです。






チンゲンサイ栽培の注意点



15~20℃の冷涼な気候を好みますが、暑さや病気に強く、厳寒期を除けば1年中栽培可能です。
しかし、乾燥には弱いので保水力のある土づくりを心がけましょう。



アブラナ科の植物ですので、害虫の大好物です。種まき後トンネル被覆をして害虫の侵入を防ぎましょう
また、秋まきの場合は、寒さによる生育遅れや、凍結による品質低下を防ぐため不織布などでトンネル被覆をすると安心です。



チンゲンサイ栽培についてはこちらが参考になります。
🔗サカタのタネ 園芸通信 失敗しない栽培レッスン
🔗タキイ種苗 プランター菜園基本のキホン



おすすめチンゲンサイ品種5選



それではおすすめのチンゲンサイ品種を紹介していきます。
尚、楽天、amazon、ヤフーショッピングのランキング等を参考に厳選しています。




① 長陽

耐暑性にすぐれ、高温期の栽培に適する栽培容易な早生種
葉は濃緑色で倒卵形。葉柄は肉厚で光沢があり、特に尻張りが良好でチンゲンサイ本来のボリューム感がある。
草姿は立性で、株はコンパクトにまとまり、密植栽培が容易にできる。
夏まきでは30日程度で熟期を迎え、株重130~150gとなる。

【栽培の要点】
抽苔がやや早く、低温伸長性も強くないので、涼しくなってからの秋まきや、春の早まきは避ける
圃場の過湿は軟腐病、乾燥は石灰欠乏症の発生要因となるので、適湿を保つことが大切。
害虫防除には、防虫ネットによるトンネル栽培が有効。

チンゲンサイ 種 『長陽』 を詳しく見てみる





② チンゲンサイ

耐暑性が強く、生育は旺盛で栽培容易。
葉は光沢のよい濃緑色の丸葉。葉柄は淡緑色で幅広く、肉厚。
葉、葉柄ともにやわらかくて歯切れがよく、熱を加えても鮮やかなグリーンは失われず、中華料理はもちろん、煮物や漬物など幅広く利用できる。

【栽培の要点】
生育が旺盛で、夏季は播種後30日、春・秋季は40~50日で収穫できる。
播種は、幅60cmほどの畝に2条で条まきし、適宜間引いて株間を15~20cmとする。
肥料は元肥主体で初期生育を促す。
低温期の春作や秋の遅まきによる被覆栽培では、抽苔に十分注意する。

チンゲンサイ 種 『チンゲンサイ(青梗菜)』 を詳しく見てみる





③ 涼武

高温期栽培での節間伸長はほとんど見られず、カッピング、チップバーンも少ない中型のチンゲンサイです。
抽だいも安定しており、低温伸長性があるので秋~春まきと周年で作付け可能です。とくに収穫期に高温に向かう春まき栽培にも向きます。
生育は中生で収穫適期が長いです。生育日数は盛夏期で35日程度、春・秋まきは40~45日で収穫できます。草姿は立性で葉はやや細長く、葉枚数が多いです。葉柄部の色も濃くテリがあり、首部のしまりがよいです。

【栽培の要点】
高温期は播種後35日程度(直播)で収穫になります。
適期は150g前後、草丈25ぐらいです。
収穫が遅れるとかたくなり品質低下の原因となるので注意してください。

チンゲンサイ 種 『涼武』 を詳しく見てみる





④ 青帝

発芽時より生育旺盛で、そろいがよく早生で強健です。
夏まきをはじめ、周年栽培しやすいです。
トウ立ち遅く、低温下でも生育もよいので、秋の遅まきから春まきで最も特性を発揮します。
葉、軸とも繊維分が少なくてやわらかく、油いため、煮食、漬物、汁の実など、幅広い料理に向きます。

【栽培の要点】
1株重100~150gぐらいでの出荷が多いです。
株元から収穫し、開いた下葉を2枚ほど除去して、2~3詰めダンボールに入れて出荷します。

チンゲンサイ 種 『青帝』 を詳しく見てみる





⑤ シャオパオ(ミニチンゲンサイ)

チンゲンサイでは初めての草丈が10~15ほどの超小型品種です。
スジが少なく食感がよく食味も良好です。切らずに1株丸ごと料理に使え、和・洋・中華どの調理にも合います。
生育日数は20~30日で収穫できる極早生品種、小さくても形状は従来のチンゲンサイと同じです。
耐暑性、耐病性にすぐれ盛夏期を除いてほぼ周年栽培が可能です。
従来品種よりも栽植密度は小さいので面積当たりの収量は上がります。

ミニチンゲン菜 種 『シャオパオ』 を詳しく見てみる





まとめ



大量に肥料を投入し、植物に吸収されずに残った肥料は土の中でやがて腐ります。
チッソが腐るとチッソ酸化物が発生して病害虫の巣ができます。
毎年同じ作物ばかりを栽培すると、その作物が必要としている成分だけが使われて、必要のない成分は土の中に残って腐ります。
これが連作障害の原因になります。


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参考文献


いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。

▷▷やさい畑 2018年 10月号

▷▷野菜だより 2018年 11月号

▷▷現代農業 2018年 11月号



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Last Modified : 2019-12-02

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