投稿:2018-08-07
| 更新:2019-12-02
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家庭菜園やプランター栽培では、安心安全な有機無農薬栽培で野菜を育ててみたいですね。
しかし、虫食いだらけで元気のなくなった野菜はちょっと食べるのに気が引けます。
薬害に気をつけるようになった昨今では、身体に安全な食品成分で製造されていて、しかもオーガニック野菜(有機JAS)対応の薬剤が販売されています。
今回は、アブラムシやハダニ、うどんこ病をしっかりと包み込んで退治する物理防除剤の『ベニカマイルドスプレー』を紹介します。
食品成分の還元澱粉糖化物を利用した安全な薬剤
野菜の栽培にはつきものの病害虫。栽培環境や土の状態が良い中で元気に育つ野菜であれば、植物がもともと持っている免疫力で大きな被害に合うことはありません。
しかし、気候変化や周囲の環境変化など、ちょっとしたことで栽培環境が変わり、病害虫の大発生に見舞われてしまうことがあります。
家庭菜園やプランター栽培ではできることなら化学農薬の使用は避けたいところです。
オーガニックが注目される中、有機農産物野菜(有機JAS)にも使用できる安心安全な天然成分の薬剤が多く販売されています。
発生初期の段階であれば、このような薬剤で十分対応できます。
ベニカマイルドスプレー
《特徴》
・食品成分から生まれた殺虫殺菌剤で、有機JAS規格(オーガニック栽培)で使用ができます。
還元澱粉糖化物とは水あめのような物だと思ってもらえると分かりやすいです。
・そのままスプレーするだけなので、手が汚れず気軽に使うことができて便利です。
ベランダ菜園などで、病害虫を見つけ次第使用することができます。この手間要らずは大きなメリットとなります。
・ワイド・集中噴霧切り替えノズルなので、薬剤がアブラムシ、コナジラミ、ハダニ、うどんこ病をしっかり包み込んで退治してくれます。
・様々な野菜やハーブ、果樹に使えて、嫌な臭いもなく収穫の前日まで使用可能です。
使用回数の制限もありません。
《使用方法》
そのままスプレー
《使用できる作物》
野菜類、マメ類、イモ類、果樹類
《効果のある害虫》
アブラムシ類、ハダニ類、うどんこ病、コナジラミ類、ムギクビレア
《使用上の注意》
・散布液が直接害虫にかからないと効果がないので、葉の表裏の害虫にムラなく薬液を散布します。
・害虫の卵には効果が無いので5〜7日間隔で連続散布すると孵化した害虫も仕留めることができます。
・薬害の可能性があるのでイチゴへの高温時の使用は避けます。
・その他、使用上の注意をよく読んでお使いください。
🔗ベニカマイルドスプレーのメーカーHPはこちら
🔗ベニカマイルドスプレーの価格はこちらを参考にしてください。
まとめ
植物の葉や茎、根には多くの有用微生物が付着し病害虫から植物を守ってくれています。
微生物の存在なしに植物の元気な成長はありません。
食品成分由来といえど殺虫・殺菌剤は万能ではなく、これらの有用な虫や微生物までも殺してしまう可能性があることを念頭において使用することが大切です。
有機JAS認定とはいえ、むやみやたらに使うのではなく、用法用量を必ず守った使用を心がけましょう。
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参考文献
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 10月号
▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
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Last Modified : 2019-12-02