投稿:2018-09-22
| 更新:2020-01-20
✎

2018年秋のサラダ菜の栽培記録です。
種まきから収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園でのサラダ菜栽培の参考になれば幸いです。
今回使用するサラダ菜品種はこちら
▷岡山サラダ菜を詳しく見てみる
🔗レタス リーフレタス 家庭菜園やプランター菜園おすすめ品種10選についてはこちらから

《発芽適温》 15~20℃ 発芽日数2~5日 低温の方が発芽しやすく25℃以上では発芽率激減
《生育適温》 15~20℃
《育苗期間》 本葉3~5枚 栽培日数20~25日
《収穫時期》 葉数12~15枚 葉の広がり25~30㎝ 栽培日数60~70日を目安に(極早生)
《タネの寿命》 タネには寿命があります。こちらで確認できます。
種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!🔗発芽を成功させる方法とコツ

今回は90㎝×60㎝の畝にサラダ菜とミニハクサイを植えます。
株間を約20㎝とるとして、全部で15株育てられます。その半分の計算で8ポット育苗します。
種まき・育苗用の土に、モミ殻と畑の土を混ぜて水を十分含ませておきます。
1ポットに3~4粒ずつまいて薄く覆土します。上から押さえて種と土を密着させます。

種が流れないように噴霧器で散布すると良いです。
▷殺虫剤噴霧用小型噴霧器 1L用を見てみる

種まき完了。
3~4日で発芽予定ですがどうなりますか。
乾燥に注意します。


発芽がそろいました。早いもので2日目には発芽しました。
ヒョロヒョロと徒長せず良い幼苗です。


本葉が出てきました。込み合ってるところを間引きます。
1ポット2~3株にしました。もう少し大きくなったら1本立ちにします。
ピンセットを使うと間引く苗をしっかりつかめます。
発芽後4ポットがうまく育ちませんでしたので、改めて5ポット種まきしましたが、順調に発芽しています。


不織布をかけて防虫しておきます。
育苗期間25日前後と長丁場ですのでゆっくり見守っていきましょう。


本葉が4枚出た苗を定植します。
畝高10㎝ほどに作り、たっぷり潅水しておきます。

深めに穴を掘り、『米ぬかもみ殻堆肥』を入れ、土とよく混ぜます。

株間20㎝とありましたが、15㎝しかとれません…が強行突破です。
今回は4株のみ定植しました。残りはまた本葉4枚になってから。

不織布でトンネルを作り終了です。


定植が遅れていた残り5株を定植しました。
前回植えた株はそれなりに大きくなっていることが分かります。
それにしても全体的にヒョロヒョロな感じですがこんなものなのでしょうか…もしかして気候があっていないのか、ようすを見るしかないです。


一雨降ってだいぶ大きく成長しました。
雑草が目立ってきたので、草取りを兼ねて中耕し、株元に土寄せしました。
葉数12~15枚で収穫のようですが、あと一息です。


収穫できました。葉数は約14枚です。
サラダでいただきましたが,とても柔らかく、クセの無い味で大満足です。
まだまだ1株目、これからしばらくサラダ菜が食卓を飾り、受験生娘の残り少ないお弁当生活の『緑』を担当することになりそうです。

野菜が寒くなると甘みを増す仕組み
野菜は凍りつくような寒さでもなかなか凍ることはありません。これは野菜が凍らないように寒さ対策をしているからです。
そもそも凍るのは水分なんですが、水に糖分やビタミンなどが含まれていればいるほど凍りにくくなるのです。
だから寒くなると野菜は凍らないように一生懸命糖分やビタミンを作り出すのです。
これが野菜が寒くなると甘みを増す仕組みです。
成長はとてもゆっくりですが、光合成でつくられた栄養分をじわじわと甘みに変えているのですね。

最後の収穫となりました。
三か月弱の短い栽培期間でしたが、病害虫にも合わずにすべての株を収穫することができました。

サラダ菜の根は深くなく、浅く広がるようですのでプランターで栽培してみるのも良いと思います。
サラダやお弁当の彩に重宝しましたので、また栽培したいと思います。


今回初めて岡山サラダ菜の栽培に挑戦してみました。サラダ菜はレタスやサニーレタスの仲間ですが、シャキシャキというよりは柔らかい歯ごたえが魅力の野菜です。
栽培においてもその柔らかさゆえに、軟弱に育っているのではないか、徒長してしまっているのではないかと心配したり、収穫の時も、少し力を入れすぎるとポキッと茎が折れてしまったりと栽培の難しさを実感しました。
一番難しいなと感じたのは、育苗期間の発芽から定植までの管理で、害虫に合わないように不織布で覆ったり、暑さに弱いので昼間の直射日光は避けるようにしたりと、ちょっと過保護にし過ぎた面もあるのかなと反省しています。
苗半作、次回はこの育苗期間を特に注意しながら取り組んで、今回より満足できるサラダ菜を作ろうと思います。
おすすめのアイテムを紹介します。
私は天気の良い早朝に葉面散布して光合成を促進させています。
実も葉もひと回り大きくなるような気がしています。是非お試しください。
🔗玄米アミノ酸酵素液について


野菜は、日光が大好きです。特に夏野菜は日光と温度を要求しますが、昨今の猛暑、酷暑の中では気温の上がり過ぎにより、元気がなくなり成長が弱まったり、病害虫が多発したりします。日光は好きでも異常な暑さは好きではないようです。
地球温暖化が原因とされるこの暑さですが、下記写真資料にある通り1960年代から暑さが顕著になりはじめています。植物の進化はもっともっと長いスパンですから、温暖化のスピードに植物の進化が追い付いていないというのが現状のようです。
将来、人間にとっても植物にとっても過ごしやすい夏に戻ってくれるのが一番良いのですけど、どうなることやら。現状ではこの暑さにも負けない品種の改良を待つしかないのでしょう。
日本の夏は徐々に暑く、長くなっている (東洋経済ONLINEより)


これであなたも菜園家‼
是非読んでいただきたい人気の記事です。
🔗日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
🔗種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!発芽を成功させる方法とコツ
🔗家の庭を1日で家庭菜園にする
🔗酸性土壌が危険な本当の理由と仕組みについてはこちらから
🔗オーガニックは地球を救う‼有機栽培・オーガニックの本当の意味についてはこちらから
🔗有機質肥料が根に吸収されるまでの微生物の働きについてはこちらから
🔗プランター栽培 おすすめ培養土5選についてはこちらから
🔗乳酸菌で土づくりについてはこちらから
🔗良い堆肥 悪い堆肥についてはこちらから

いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 10月号
▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
最後まで読んでいただきありがとうございます。ポチッとおしてもらえると嬉しいです
↓↓↓
![]() | ![]() |
▽おすすめ農業資材▽
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
スポンサーサイト
スポンサーリンク
Last Modified : 2020-01-20