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ハダニ駆除 家庭菜園やプランター菜園で使用できる農薬

  •   20, 2018 23:21
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2018/11/13/1 ハダニ




野菜の栽培にはつきものの病害虫。栽培環境や土の状態が良い中で元気に育つ野菜であれば、植物がもともと持っている免疫力で病害虫を寄せつけませんし、大きな被害に合うことはありません。ですから、薬剤に頼る前にまずは元気な植物を育てることが最も大切です。
しかし、気候変化や周囲の環境変化など、ちょっとしたことで栽培環境が変わり、病害虫の大発生に見舞われてしまうことがあります。
特に昨今の異常気象は、あっという間に栽培環境を大きく変えてしまうことで植物が弱り、病害虫被害が多発する傾向にあります。

今回は、知らないうちに大繁殖!葉裏について汁を吸う『ハダニ』について調べてみました。




害虫と益虫



大事に育てている作物の花や葉、茎、根を食べたり、養分を吸汁して害を及ぼす虫を、その作物にとっての害虫』といいます。
一方、カマキリ、クモ、テントウムシなどはそれらの害虫を捕食し、ミツバチやチョウは受粉の手助けをしてくれます。このようなその作物に有益な虫を『益虫』といいます。

農薬は、その作物に対する『害虫』だけを殺すことが出来れば万能ですが、残念ながら『益虫』までも殺してしまう可能性が多くあります。
また、農薬を使うことで、畑の生態バランスを崩す可能性があり、余計な病害虫を増やすことになりかねません。乱用することで虫に耐性ができ、薬が効かなくなることだってあります。
ですから薬剤の使用は、残留農薬の問題、環境への問題も含め、最小限にとどめたいものです。


病害虫にやられるきっかけ



植物の葉や根の周囲では、数億いる微生物の中でも乳酸菌などの有用微生物(善玉菌)が数的優位な状態でバランスを保っています。
この状態であれば、植物のもともと持っている抵抗力や自然免疫力が発揮され、病害虫にやられることなく植物は元気に育ちます。

ところが、気候変化(異常気象)、肥料過多、肥料不足、ストレス、老化などで抵抗力が弱くなると微生物バランスが崩れ、悪玉菌が数的優位になることで病害虫の攻撃にやられるようになってしまいます。

ゆえに
病害虫にやられない = 植物を元気に育てる = 有用微生物の多様性を保つ 
といえそうです。


ハダニ


↓虫を判別するにはこちらが参考になります
🔗昆虫エクスプローラ
🔗病害虫・雑草の情報基地



《被害症状》

梅雨明けから夏にかけて多発します。
茎葉に寄生して汁を吸います。吸われた部分の葉緑素が抜けて針先でつついたような白い小斑点ができます。
被害がひどくなると褐変落葉してしまいます。
作物全体に広がると生育が悪くなっていきます。



《生態》

ハダニの種類は約70種類ほどいます。『黄緑色型』のような色の薄い種類も多くいますが、『赤ダニ』と呼ばれる赤い色をしたハダニは目立つので見つけやすいです。
成虫で体長0.5mm程度しかなく、また葉裏に寄生するので見つけにくいです。
発生密度が高くなると糸を吐きクモの巣のようなネットを張り、葉先、生長点部に集まってコロニーをつくり、糸を吐いて風に乗って分散を始めます。



《防除方法》

水に弱いので定期的に葉裏に放水して寄生数を減らすことができます。


ハダニに効果のある薬剤


ハダニに効果のある薬剤を紹介します。
薬害の恐れがありますから、それぞれの作物に適応している薬剤を選ぶことが大事です。
自分の栽培している作物に多く適応している薬剤を選ぶのがコツです



①アーリーセーフ

オーガニック栽培対応です。
天然成分由来で安心です。
ほぼすべての野菜に使えます
発生初期の使用で効果が高いです。

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②ベニカマイルドスプレー

食品成分を使用した野菜や花に安心して使える自然派志向の殺虫殺菌剤です。
有効成分がアブラムシ、ハダニ、うどんこ病菌を包み込んで退治し、薬剤抵抗性がつきやすい害虫にも効果的です。
臭いがなく、野菜類には収穫前日まで使え、しかも使用回数の制限もありません

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③ダニ太郎

植物に寄生する各種のハダニ、サビダニを効果的に退治します。
ハダニの各生育段階(卵、幼虫、成虫)で作用して効きめが続きます。
ミツバチ・マメコバチなどの有用昆虫や、カブリダニ・ハネカクシなどの天敵に対する影響は少ないです。
ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になりますので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布してください。
適応する野菜と使用回数、薬害等がありますから、取扱説明書をよく読んでお使いください。

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まとめ


植物はもともと持っている免疫力で病害虫に負けないようになっています。
昨今の異常気象による病虫害や生理障害は避けにくいことですが、肥料のやりすぎによる軟弱栽培が原因の病虫害や、風通しの良い栽培環境づくりなどは、自らの栽培技術向上で克服することができます。
毎日作物をよく観察し適切な栽培をして、病害虫に負けない元気で美味しい野菜づくりに努めましょう。


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参考文献


いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。

▷▷やさい畑 2018年 10月号

▷▷野菜だより 2018年 11月号

▷▷現代農業 2018年 11月号



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