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キュウリ 夏すずみ栽培記録 2019春 【種まき 定植 ネット 収穫】

  •   06, 2019 21:13
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2019-7-15-1 キュウリ



2019年春のキュウリ『夏すずみ』の栽培記録です。
定植から収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園でのキュウリ栽培の参考になれば幸いです。





キュウリ栽培 基本情報


《発芽地温》 25~30℃ 発芽日数4~5日(発芽地温キープがポイント) 

《生育適温》 20~25℃ 

《育苗期間》 種まきから30日前後、本葉4~5枚ごろまで

《収穫時期》 実の長さ20㎝が目安

《整枝方法》 5~6節までの子づるは摘除、それから上の子づるは本葉2枚のすぐ上で摘心。親づるは自分の背の高さで摘心



2019年6月1日 栽培日数0日 種まき


種まき用土を用意します。殺菌処理してあるので便利です。
用土は乾いているのでバケツに必要量を入れ水を加えて湿らせておきます。

2019-6-6-1 キュウリ2019-6-6-5 キュウリ




9㎝ポリポットに3粒ずつタネをまきます。
1㎝程覆土します。
メネデールを水で希釈しタネが浮き上がらないように注意しながら潅水します。
順調にいけば4~5日で発芽するはずです。

2019-6-6-2 キュウリ2019-6-6-3 キュウリ


🔗種まきや植え付けにメネデール 家庭菜園で効果のある使い方




 2019年6月6日 栽培日数5日 発芽


発芽しました。暖かい日が続き発芽地温を維持できたようです。
本葉3~4枚になるまでポットで育苗していきます。

2019-6-6-6 キュウリ


2019年6月16日 栽培日数15日 本葉


本葉が出てきました。1本立ち適期です。本葉3~4枚で定植します。

2019-6-16-4 キュウリ


2019年6月22日 栽培日数21日 定植


・本葉2枚目が出てきました。もう少し育苗した方が良いのかもしれませんが、週末で梅雨の合間の晴れ間だったので定植します。

・長さ160、幅65、畝高さ10の畑に植えます。深さ約30㎝までをしっかり耕して空気をたっぷり含んだ土にします。元肥としてもみ殻・米ぬか堆肥を混ぜておきます。株間は30㎝とします。

・植穴を掘りたっぷり水を含ませておきます。もみ殻・米ぬか堆肥を新たに入れて混ぜます。

・深植えにならないように植え付けます。

2019-6-22-4 キュウリ2019-6-22-6 インゲン2019-6-22-5 キュウリ


キュウリの定植についてはこちらも参考にしてください。
🔗ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記
🔗写真で見るキュウリ栽培記録 種まき/根切り定植/支柱・ネット/収穫 2018版


2019年6月29日 栽培日数28日


・本葉が2枚になりました。これから気温の上昇とともに急速に大きく成長するはずです。

・梅雨真っ最中なので病気にならないように、乳酸菌培養液をこまめに葉面散布しておきます。乳酸菌は酸性で、葉に付いた病原菌を殺菌してくれます。うどん粉病を予防できれば良いのですが・・・

・乳酸菌培養液の作り方が載っています。ご覧ください。
🔗乳酸菌で土づくり

2019-6-29-1 キュウリ


2019年7月6日 栽培日数35日


・だいぶ大きくなってきました。5節までの脇芽は株の成長促進のため摘み取っておきます。

・今日も乳酸菌培養液を葉面散布しておきます。
🔗乳酸菌で土づくり

2019-7-6-5 キュウリ2019-7-6-41 キュウリ



2019年7月15日 栽培日数44日


・7節まで伸びてきましたが、手前の株は少し成長が遅いようです。緑もやや薄いような感じです。

・今年の梅雨シーズンは日照不足でスーパーでは野菜が高値になってきています。こういう時に菜園家の実力が試されます!ここで良品の野菜を作れれば、自分の栽培技術が向上していると言えますね。

2019-7-15-1 キュウリ


2019年7月27日 栽培日数56日 


・初キュウリが大きくなってきました。ここまでくると、あと2,3日で収穫できると思います。

・黒星病かべと病か、葉に病斑が見られるので天然成分使用のサンボルドーを散布しておきます。

🔗家庭菜園 オーガニック栽培で天然成分を利用したカビや細菌に効く保護殺菌剤サンボルドー

2019-8-3-1 キュウリ2019-8-3-2 キュウリ



2019年7月30日 栽培日数59日 収穫 追肥


・初収穫を迎えました。少し長さが短いですが、初収穫なので早めに収穫です。太さは十分です。

・畝の外側に少し溝を掘って、こめ殻・米ぬかボカシを追肥しました。キュウリの根は浅く張るので、溝を掘ると根の先端が見えます。根を傷めないようにやさしく作業しましょう。

2019-8-3-3 キュウリ2019-8-3-4 キュウリ



2019年8月11日 栽培日数71日 


・順調に実がついてきています。草丈も順調なのですが、どことなく線が細いような感じがします。特に右側の株はやせた感じ。梅雨明け後、連日の猛暑日でまいっているのでしょうか。思い過ごしであればよいのですが…

2019-8-11-2 キュウリ



つづく・・・

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コラム 有機質肥料・完熟堆肥・ボカシ肥料のこと


野菜作りが一作終わると、土壌中の養分は消費されてしまっています。次期作のために失われた栄養分を補給しなければなりません。
足りなくなった分、または次期作の野菜に必要な栄養分を補うために有機物を投入します。

注意しなければならないことは、生育途中に足らなくなった場合は追肥すればよいですが、過剰な場合は残った肥料成分が腐り、病害虫などの害がでてきますから、多過ぎないように気を付けなければなりません。




有機物が投入されると活発になる微生物

微生物にとって有機物(油かす・骨粉・魚かす・牛ふん・豚ふん・鶏ふん・生ごみ・緑肥など)はエサです。エサのない状態ではひっそりとしている微生物ですが、有機物が土に投入されると一気に活発にエサを食べ、増殖と死滅を繰り返します

このエサを分解してできた物質を、根は栄養分として吸収することになります。
死滅した微生物もまた他の微生物に分解され栄養分になります。

化学肥料は、微生物のエサにはなりません。したがって、化学肥料だけの施肥は、エサがないのでやがて微生物ゼロの土を作ります。




分解しやすい物質と分解しにくい物質

有機物には様々な物質が含まれています。
微生物は食べ易い物質(糖、デンプン、たんぱく質など)から先に分解していきます。
食べ易いので一気に分解し増殖するので熱が出ます

有機物の投入を種まき・定植の数カ月前に行う理由の一つは、この熱で根が傷つくのを避けるためです。

さて、残った食べにくい物質はどうなるかというと、ゆっくりと時間をかけて微生物によって分解されていきます。堆肥となりやがて腐植となります。この時熱は出ません。

分解し易い物質を分解し、且つ発酵熱によって雑草のタネや病害虫の元を減らす工程を、堆肥作成においては一次発酵といい、一次発酵が終えた有機物は完熟堆肥とうたっても良いことになります。
この後、分解しにくい物質をゆっくり分解していきますが、時間が経てばたつほど腐植と微生物が増え、良質な完熟堆肥となっていきます。




どの微生物が動くかはわからない(水たまりでは腐る)

有機物が投入されると、エサを食べ微生物が活発になるといいましたが、有用菌である『乳酸菌』や『酵母菌』などが多く活発に動いてくれれば理想的な発酵になるのですが、そうでない場合があります。

水はけが悪かったり、大雨で水たまりになってしまうような畑で、土に酸素が含まれていない土壌では、同じ分解でも発酵ではなく腐敗となる微生物が動きます。

腐敗の場合は、植物の生育を悪くする物質が出来たり、有毒なガスが発生したりします。何より腐敗臭に誘われてハエやセンチュウなど害虫が寄ってきて悪の温床となります。
有機物さえ投入しておけば大丈夫、美味しい野菜ができる!と安心するのは間違いです。

腐敗の条件は、水、酸欠、温度です。せっかくの有機質肥料ですから腐らせないようにしたいものです。




ボカシのすすめ

発酵か腐敗か…土の中でどっちに転ぶか分からないようなことを避けるため、あらかじめ有用菌で有機物を上手に発酵させたものがボカシ肥料です。
これなら一次発酵済みなので温度が上がることもないですし、有用菌によって分解され、根が吸収できる栄養分になっていますから安心して施肥することができます。
ベテラン菜園家ともなれば、自分の手に入れやすい有機物などを利用してオリジナルの『ボカシ』を作り菜園に投入しています。

🔗7日で完成 米ぬか・もみ殻 ボカシ・堆肥づくり/好気性発酵 はこちらから




数種類の有機質肥料を発酵させた即効性の肥料をボカシ肥料といい、落ち葉やバークなどを入れ、分解がゆっくりで土壌を改良するような働きを持つもので一次発酵が済んでいるものを完熟堆肥といいます。

ここをしっかり押さえ、理解しておくことが大切です。

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