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イチゴ 蜜香のプランター栽培記録 【子株(苗)づくり・定植】 2019版

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  •   15, 2019 18:39
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2018/6/17/7



イチゴは多年草で、ランナーを伸ばして子孫を増やします。
2019年春に収穫を終えた株のランナーを利用して子苗を作っていきます。
秋の定植まで時間がかかりますが、とても興味深い作業です。
イチゴプランター栽培の参考になれば幸いです。

🔗写真でわかりやすい!イチゴのプランター栽培 【苗定植・葉欠き・トンネル保温・収穫】 2019版


イチゴ栽培 基本情報


《栽培の流れ》 (9~10月)定植 ⇒ (11月)生育 ⇒ (12~2月)休眠 ⇒ (3月)生育開始 ⇒ (4月)開花 ⇒ (5月)収穫 ⇒ (5月~9月)子株(苗)づくり

《生育適温》 18~25℃ 冷涼な気候

《地上部の生育適温》 20~25℃

《果実の肥大適温》 昼間20~24℃ 夜間 6~10℃

《果実の収穫時期》 開花から約30日


2019年6月15日 栽培日数0日 子苗づくり準備


古くなった葉を欠き、周囲の掃除をして苗づくりにシフトします。
今回は甘い実が多く取れた『蜜香』をランナーで増やすことにします。

2019-6-13-4 イチゴ2019-6-13-2 イチゴ



2019年7月6日 栽培日数21日 


7月に入りましたが、ランナーが一本も伸びてきません。花芽は出てくるのですが・・・
何か原因があるのでしょうか?分かりません。

前シーズンは6月半ばにはランナーでいっぱいだったのに・・・
🔗写真で見やすいイチゴのプランター栽培記録 【子株(苗)づくり・定植】 2018版
2019-7-6-6 イチゴ



梅雨の時期で何かと病気になりやすいので、乳酸菌培養液を葉面散布しておきます。乳酸菌は酸性なので、葉に付いたバイ菌を殺菌する効果が期待できます。

身近にあるモノ(米のとぎ汁、ヨーグルト、米ぬかなど)でとても簡単に培養液を作れますので、オリジナル乳酸菌培養液を作ってみましょう。
🔗乳酸菌で土づくり
2019-7-6-21 イチゴ


2019年7月28日 栽培日数43日 


やっとランナーが伸びてきました。今年の梅雨は日照不足が問題となっていましたから、そういう気象の関係でこれだけランナーの出てくるタイミングが遅くなったのでしょうか?7月になっても花房が出てきていたのもそれに由来しているのかもしれません。
いずれにしろ、これからどんどんランナーが伸びてきてくれると嬉しいです。

伸びてきたランナーを9㎝ポリポットで受けて固定し、根が出るのを待ちます。市販の固定用具があるようですが、私は結束バンドを切って利用しています。

2019-7-27-1 イチゴ2019-7-27-2 イチゴ2019-7-27-3 イチゴ



2019年9月4日 栽培日数81日 


お盆を過ぎたころからランナーが多く出始めました。来シーズン育てる株は、1番目の子苗ではなく、2番目以降の孫苗になります。子苗は、病気を引き継ぐからだそうです。

孫苗は10株程あるでしょうか。もうしばらく様子を見てみましょう。

2019-9-4-2 いちご


2019年11月10日 栽培日数148日 


最終的に30株の子苗ができました。3株ずつプランターに植えるとして10プランター分あります。

いちごの花芽は出る方向が決まっていて、写真のように親株からのランナーの反対方向に伸びます。
プランターに植え替えるときに注意が必要です。

2019-11-10-1 イチゴ2019-11-10-2 イチゴ





つづく・・・

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コラム 有機質肥料・完熟堆肥・ボカシ肥料のこと


野菜作りが一作終わると、土壌中の養分は消費されてしまっています。次期作のために失われた栄養分を補給しなければなりません。
足りなくなった分、または次期作の野菜に必要な栄養分を補うために有機物を投入します。

注意しなければならないことは、生育途中に足らなくなった場合は追肥すればよいですが、過剰な場合は残った肥料成分が腐り、病害虫などの害がでてきますから、多過ぎないように気を付けなければなりません。




有機物が投入されると活発になる微生物

微生物にとって有機物(油かす・骨粉・魚かす・牛ふん・豚ふん・鶏ふん・生ごみ・緑肥など)はエサです。エサのない状態ではひっそりとしている微生物ですが、有機物が土に投入されると一気に活発にエサを食べ、増殖と死滅を繰り返します

このエサを分解してできた物質を、根は栄養分として吸収することになります。
死滅した微生物もまた他の微生物に分解され栄養分になります。

化学肥料は、微生物のエサにはなりません。したがって、化学肥料だけの施肥は、エサがないのでやがて微生物ゼロの土を作ります。




分解しやすい物質と分解しにくい物質

有機物には様々な物質が含まれています。
微生物は食べ易い物質(糖、デンプン、たんぱく質など)から先に分解していきます。
食べ易いので一気に分解し増殖するので熱が出ます

有機物の投入を種まき・定植の数カ月前に行う理由の一つは、この熱で根が傷つくのを避けるためです。

さて、残った食べにくい物質はどうなるかというと、ゆっくりと時間をかけて微生物によって分解されていきます。堆肥となりやがて腐植となります。この時熱は出ません。

分解し易い物質を分解し、且つ発酵熱によって雑草のタネや病害虫の元を減らす工程を、堆肥作成においては一次発酵といい、一次発酵が終えた有機物は完熟堆肥とうたっても良いことになります。
この後、分解しにくい物質をゆっくり分解していきますが、時間が経てばたつほど腐植と微生物が増え、良質な完熟堆肥となっていきます。




どの微生物が動くかはわからない(水たまりでは腐る)

有機物が投入されると、エサを食べ微生物が活発になるといいましたが、有用菌である『乳酸菌』や『酵母菌』などが多く活発に動いてくれれば理想的な発酵になるのですが、そうでない場合があります。

水はけが悪かったり、大雨で水たまりになってしまうような畑で、土に酸素が含まれていない土壌では、同じ分解でも発酵ではなく腐敗となる微生物が動きます。

腐敗の場合は、植物の生育を悪くする物質が出来たり、有毒なガスが発生したりします。何より腐敗臭に誘われてハエやセンチュウなど害虫が寄ってきて悪の温床となります。
有機物さえ投入しておけば大丈夫、美味しい野菜ができる!と安心するのは間違いです。

腐敗の条件は、水、酸欠、温度です。せっかくの有機質肥料ですから腐らせないようにしたいものです。




ボカシのすすめ

発酵か腐敗か…土の中でどっちに転ぶか分からないようなことを避けるため、あらかじめ有用菌で有機物を上手に発酵させたものがボカシ肥料です。
これなら一次発酵済みなので温度が上がることもないですし、有用菌によって分解され、根が吸収できる栄養分になっていますから安心して施肥することができます。
ベテラン菜園家ともなれば、自分の手に入れやすい有機物などを利用してオリジナルの『ボカシ』を作り菜園に投入しています。

🔗7日で完成 米ぬか・もみ殻 ボカシ・堆肥づくり/好気性発酵 はこちらから




数種類の有機質肥料を発酵させた即効性の肥料をボカシ肥料といい、落ち葉やバークなどを入れ、分解がゆっくりで土壌を改良するような働きを持つもので一次発酵が済んでいるものを完熟堆肥といいます。

ここをしっかり押さえ、理解しておくことが大切です。

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