投稿:2020-09-19
| 更新:2021-03-30
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2020年秋のレタス『リーフレタスグリーン』の栽培記録です。
種まきから収穫までを記録していきます。
家庭菜園やプランター菜園でのリーフレタス栽培の参考になれば幸いです。
レタスの種類についてはこちらをご覧ください↓
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《発芽適温(地温)》 15~20℃ 発芽日数2~4日 涼しい場所で発芽させる 好光性種子
《生育適温》 15~20℃
《育苗期間》 本葉3~4枚まで
《収穫時期》 日当たりで30日 外葉から1枚1枚ちぎって収獲するのも可
タネには寿命があります。レタスの種の寿命は保存状態が良くて2年です。詳しくはこちらから↓
🔗種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!発芽を成功させる方法とコツ

・種まき適期ですが、気温が高いので場所を移動できる育苗箱にて育苗管理します。
・発芽には水もち、水切れ、酸素を含む用土が不可欠です。育苗用にブレンドして用土を作ります。


・均一な高さになるようにポットに用土を入れます。
・タネは小さくて細かいので注意が必要です。1か所に3~4粒まきます。片手にタネを出しておき、もう片方の指でつまんでパラパラと蒔くと上手にできます。
・メネデール水溶液をタネに直接かかるように噴霧します。
🔗種まきや植え付けにメネデール 家庭菜園で効果のある使い方



・好光性種子ですので深まきにならないように、見えるか見えないかくらいにパラパラと上から用土をかけます。
・たっぷりと水をまきますが、水がたまってタネが流れ出ないように、一呼吸ずつ間隔を開けながら水まきします。
・土表面が乾かないように軒下の明るい日陰において管理します。25℃以上では発芽率が悪くなるようですがどうなりますか…うまくいけば2~4日で発芽します。



・種まき後3日で発芽がそろいました。地温の高さが気になりましたが大丈夫でした。
・涼しげな軒下から日光の当たる場所へ移動して光合成を促進させます。本葉3~4枚になるまで元気に育てようと思います。


・双葉が開いてキレイな緑色になりました。
・込み合ったところを間引いて1ポット3~4苗にしました。徒長気味でヒョロヒョロですが、いつものことです。汗


・本葉の3枚目が出始めました。摘便間引いて1ポット1~2苗になっています。
・米ぬかもみ殻ボカシを追肥しました。もう一回りほど大きくなったら定植する予定です。


・育苗日数約1ヶ月となりました。定植とします。
・本葉数は3〜4枚。栽培管理が悪いのか土が良くないのか、ヒョロヒョロの苗になってしまいました。その分柔らかい食感になることを祈りましょう。
・幅約60cm、高さ10cmの畝を作っておきます。
・定植できる苗が20株ありました。本来は株間をもう少しとった方が良いのですが、15〜20cmの株間で20株収めます。


・根が細くて少ないので土がポロポロ落ちて植え付けにくいですが、深植えにならず成長点が土表面に出るように植え付けます。

・無事20株植えることができました。
・株元にもみ殻を敷いて土表面の乾燥を防ぎます。
・グッタリとした感じです。根付いてくれればシャキッと元気に成長し始めると思うのですが…
・害虫の被害を避けるため防虫ネットをトンネルしておきました。



・根付いたようです。葉も大きくなり葉数も増えました。葉色も濃くなってきました。
・葉が少し縮れてきました。リーフレタスの特徴ですね。


・だいぶ葉が増えました。大きくなった外葉から収穫してももう大丈夫ですね。


・栽培日数70日をむかえたので1株収穫してみました。葉数は約14枚。もう少し葉数は増えそうですが、早期収穫とのことなので収穫しました。食感はとても柔らかく、味も濃く満足です。
・これから次々と収穫が続きますから、消費が大変になってきそうです。ばあばにおすそ分けしようかなあ。


・前回は株ごと収穫しましたが、今回は大きくなった各外葉を収穫してみました。この方法だと内側の小さな葉を残せるので収穫量が多くなるでしょうし、毎日必要量だけ採ればよいので新鮮なまま消費できます。



・初収穫から1カ月半以上過ぎましたが、まだまだ収穫は続いています。大きくなった外葉を使う分だけ収穫するので新鮮だし、小さい内葉を採る必要がないのでロスがないです。
・家庭内消費でしたら、外葉収穫がおすすめです。



・最終的に3月中旬まで外葉収穫を続けることができました。中旬以降は塔立ちし始め食感が悪くなり撤収としました。
・今回のリーフレタス栽培は防虫ネットの効果か虫がつかず、気候にも恵まれ、また外葉収穫としたことで長く収穫し続けることができました。
・栽培した箇所は午前は日の当たらない場所でした。レタス類は半陽性植物ですので一日中日が当たらなくても十分に栽培できることがわかりました。
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野菜は、日光が大好きです。特に夏野菜は日光と温度を要求しますが、昨今の猛暑、酷暑の中では気温の上がり過ぎにより、元気がなくなり成長が弱まったり、病害虫が多発したりします。日光は好きでも異常な暑さは好きではないようです。
地球温暖化が原因とされるこの暑さですが、下記写真資料にある通り1960年代から暑さが顕著になりはじめています。植物の進化はもっともっと長いスパンですから、温暖化のスピードに植物の進化が追い付いていないというのが現状のようです。
将来、人間にとっても植物にとっても過ごしやすい夏に戻ってくれるのが一番良いのですけど、どうなることやら。現状ではこの暑さにも負けない品種の改良を待つしかないのでしょう。
日本の夏は徐々に暑く、長くなっている (東洋経済ONLINEより)


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Last Modified : 2021-03-30