投稿:2020-09-27
| 更新:2020-12-31
✎

2020年秋の小カブの栽培記録です。
種まきから収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園での小カブ栽培の参考になれば幸いです。
今回使用するカブ品種はこちら↓
おすすめカブ品種はこちらから↓
🔗カブ栽培 家庭菜園やプランター菜園おすすめ品種5選

《発芽適温(地温)》 20~25℃
《生育適温》 20℃前後
《発芽日数》 2~5日
《間引き》 条間15㎝でスジまきし、間引きながら本葉2~3枚で株間15㎝にそろえる
《収穫時期》 栽培日数約40~60日
《タネの寿命》 カブの種の寿命は約5年です。保存状態が良ければ2,3年は使えるレベルといえそうです。
他の作物の寿命についてはこちらから↓
種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!🔗発芽を成功させる方法とコツ

野菜は凍りつくような寒さでもなかなか凍ることはありません。これは野菜が凍らないように寒さ対策をしているからです。
そもそも凍るのは水分なんですが、水に糖分やビタミンなどが含まれていればいるほど凍りにくくなるのです。
だから寒くなると野菜は凍らないように一生懸命糖分やビタミンを作り出すのです。
これが野菜が寒くなると甘みを増す仕組みです。
成長はとてもゆっくりですが、光合成でつくられた栄養分をじわじわと甘みに変えているのですね。

・カブは根菜類です。根がまっすぐに伸びるように深くまで良く耕し空気をたっぷり含んだ土にしておきましょう。
・もみ殻米ぬかボカシを土とよく混ぜ、高さ10㎝の畝を作ります。

・条間約15㎝でスジまきします。1~1.5㎝のまき溝を作ります。
・カブのタネは非常に小さいので、あわてず注意しながら種まきしていきます。


・メネデール水溶液をタネに直接かかるように噴霧します。
・発芽には、温度、水分、酸素が不可欠です。通気の良い少し粗目の用土を使って約1㎝覆土します。
・最後にたっぷりと水撒きします。順調にいけば2~5日で発芽する予定です。




・発芽しました。小さくてかわいい子葉です。
・週末にでも込み合ったところを間引きしようと思います。
・虫の害を避けるため、防虫ネットをトンネルしています。


・芽が出そろいつつあります。小葉も大きくなってきました。
・込み合ったところを間引きます。最終的に株間約15㎝に仕上げます。今回は株間2~3㎝にしました。



・本葉2~3枚になりました。株間5~10㎝に間引きました。
・根元にかるく土寄せして米ぬかもみ殻ボカシを追肥しました。
・もう一回り大きくなったら株間10~15㎝に間引いて間引き完了とします。


・本葉4~5枚になりずいぶん大きくなりましたので1本立ちにしました。
・ビニールマルチは空気を通さないので、稲わらのように使える『ワラサラバー』を敷きました。
メリットは…泥はね対策、雑草対策、防虫効果、保湿効果、保温効果などがあげられます。



・ここまで順調に育ってきましたが、1本地際部から折れて萎れてしまっているものがありました。根腐れか?はたまたネキリムシやダンゴムシの食害か?良く見るとかみちぎられているような気もしますが…1本だけで済めばいいのですが、今後も続くようなら対策を考えなくては、です。
🔗ダンゴムシ駆除 プランター菜園や家庭菜園で使用できる農薬
🔗ネキリムシ駆除 プランター菜園や家庭菜園で使用できる農薬



・疑惑の根腐れor害虫害は都合2株だけに留まりました。とりあえず対策は取らずにスルーします。
・地際部に白い株の実ができ始めました。かわいいです。大きくなるんだぞー。


・目安の栽培日数60日を超えたので8㎝には満たないですがお試し収穫してみます。真っ白まん丸でかわいいですう!
・球の大きさは6㎝。もう一まわり大きければ食べ応えがあるのですけれど…まずはお漬物にして食べてみる予定です。



・栽培日数70日、大きくなりきれませんが、ぼちぼち収穫していきます。


・すべてのカブを収穫しました。後半は3~4cmにしかなりませんでしたが、美味しくいただきました。
・アブラムシの被害にあいましたがまずまずの栽培だったと思います。
・次回は大きくなるように頑張らなくちゃです。

おすすめのアイテムを紹介します。
私は天気の良い早朝に葉面散布して光合成を促進させています。
実も葉もひと回り大きくなるような気がしています。是非お試しください。
🔗玄米アミノ酸酵素液について


野菜は、日光が大好きです。特に夏野菜は日光と温度を要求しますが、昨今の猛暑、酷暑の中では気温の上がり過ぎにより、元気がなくなり成長が弱まったり、病害虫が多発したりします。日光は好きでも異常な暑さは好きではないようです。
地球温暖化が原因とされるこの暑さですが、下記写真資料にある通り1960年代から暑さが顕著になりはじめています。植物の進化はもっともっと長いスパンですから、温暖化のスピードに植物の進化が追い付いていないというのが現状のようです。
将来、人間にとっても植物にとっても過ごしやすい夏に戻ってくれるのが一番良いのですけど、どうなることやら。現状ではこの暑さにも負けない品種の改良を待つしかないのでしょう。
日本の夏は徐々に暑く、長くなっている (東洋経済ONLINEより)


これであなたも菜園家‼
是非読んでいただきたい人気の記事です。
🔗日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
🔗種まきや植え付けにメネデール 家庭菜園で効果のある使い方
🔗翌シーズンも芽が出る出る!残ったタネの劣化を防ぐ保存方法
🔗種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!発芽を成功させる方法とコツ
🔗家の庭を野菜畑に!まる1日で野菜の作れる家庭菜園にする
🔗酸性土壌が危険な本当の理由と仕組みについてはこちらから
🔗オーガニックは地球を救う‼有機栽培・オーガニックの本当の意味についてはこちらから
🔗有機質肥料が根に吸収されるまでの微生物の働きについてはこちらから
🔗プランター栽培 おすすめ培養土5選についてはこちらから
🔗乳酸菌で土づくりについてはこちらから
🔗良い堆肥 悪い堆肥についてはこちらから

いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑を見てみる
posted with カエレバ
▷▷野菜だよりを見てみる
posted with カエレバ
▷▷現代農業を見てみる
posted with カエレバ
最後まで読んでいただきありがとうございます。ポチッとおしてもらえると嬉しいです
↓↓↓
![]() | ![]() |
スポンサーサイト
スポンサーリンク
Last Modified : 2020-12-31