投稿:2021-09-08
| 更新:2021-11-21
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2021年秋のサラダホウレンソウ『ディンプル』の栽培記録です。
種まきから収穫までを記録していきます。
家庭菜園やプランター菜園でのホウレンソウ栽培の参考になれば幸いです。

《発芽地温》 15~20℃
《発芽日数》 5~7日
《生育適温》 15~20℃
《収穫時期》 草丈20㎝以上
《タネの寿命》 タネには寿命があります。こちらで確認できます↓↓ホウレンソウ種の寿命は2年です。条件良く保存すれば翌年も使用できるレベルだと思います。
種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!🔗発芽を成功させる方法とコツ

・ホウレンソウは半陰性植物です。今回、午前中には日が当たらない場所で栽培してみます。
🔗日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
・堆肥、もみ殻、苦土石灰を適量加えて混ぜます。ホウレンソウは酸性土壌を嫌いますので苦土石灰でアルカリ方向にするのは必須です。

・備中くわですき込むと細かく混ぜ合わせることができます。深さ30㎝をめどによく耕すことが大切です。

・高さ10㎝で畝を作ります。このまま1週間程度ねかせておきます。


・気候も大分秋めいてきました。昨日台風が通り過ぎたので種をまこうと思います。
・寝かせておいた畝表面が硬くなっていたら3㎝程掘り返して種をまきやすくしましょう。
・条間15㎝で筋蒔きします。誘引棒を使って1㎝程の植え溝を作ります。


・1~1.5㎝間隔でタネをまいていきます。タネが小さくて面倒ですが、一粒一粒重ならないようにタネをまくと発芽後の間引きが楽になります。



・メネデール水溶液を噴霧しタネに活力を与えます。
🔗種まきや植え付けにメネデール 家庭菜園で効果のある使い方

・1㎝程覆土し、土となじむように軽く押し当てます。
・土表面が乾かないようにジョーロで散水しておきます。
・防虫ネットをトンネルして種まき作業終了です。4~7日で発芽する予定です。



・4日目にして発芽しました。丸い形の子葉かと思いきや、細長い形をしているのですね、びっくりです。
・本葉1~2枚で株間3㎝に間引きます。



・本葉が2枚になりました。隣と重なり合うようになりましたので一回目の間引きをします。間隔3㎝をめどに間引きます。
・間引くのは、形の悪いもの、徒長したもの、重なり合ってるもの、元気がなさそうなもの、などを間引く対象にします。
・残す株を傷つけないようにハサミなどを使って地際をカットすると良いと思います。

・スッキリしました。2回目の間引きは本葉3~4枚で6㎝間隔で間引く予定です。


・本葉3~5枚となりました。混みあってきましたので株間5~6cmに間引きます。

・スッキリとしました。あとは大きくなったものから収穫していくだけです。
・硬くなった土表面を中耕して雑草を取り除き、株元に少し土寄せしておきます。

・間引き菜はサラダにしておいしくいただきました。シャキシャキしてアクも無く美味しくいただきました。


・草丈20㎝とだいぶ大きくなってきました。収穫しても良いサイズですが、まだ葉数が少ないのでもうちょっと待ってみましょう。


・適期収穫時には多く収穫になりますので、少し早めですが初収穫しました。
・ハサミなどを使って株元をカットして収穫します。
・サラダホウレンソウはアクも無く、サラダにすればシャキシャキの食感が楽しめるのでおすすめです。しばらく食卓にサラダホウレンソウが並ぶことでしょう。



・一日おきに3株ずつ収穫しておかずにしていますが、まだまだとれますよー!洗って切って食べるだけ!簡単です。
・株間を6㎝とりましたが、収穫時にとなりの葉と絡んでポッキリ茎が折れてしまうことがあります。もう少し間隔をとった方が良かったと思います。


・最後の収穫となりました。初収穫から約一か月食卓を彩ってくれました。ありがとう。また栽培したい野菜となりました。


・今回初めてホウレンソウ栽培に挑戦しましたが、作りやすく食材としても優秀でまた作りたい作物の一つになりました。
・主根の長さを測りましたが約15㎝。抜くときに途中で切れた長さで15㎝ですから実際はもっと長いはずです。土中深くまで耕すことは大事です。根が養分・水分を吸収するためには、エネルギーが必要です。
エネルギーを生み出すために、植物は光合成でつくったデンプンを根に送ります。
根は吸い込んだ酸素とデンプンを結合させてエネルギーを作り出します。
根に欠かせない3要素は『空気』『水』『養分』ですが、中でも空気が不足すると根は酸素欠乏で窒息し、やがて根腐れを起こします。
作付け前には、深くまで土を耕して空気を含んだ土にしておくことが大事なのはこういう理由からです。
おすすめのアイテムを紹介します。
私は天気の良い早朝に葉面散布して光合成を促進させています。
実も葉もひと回り大きくなるような気がしています。是非お試しください。
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野菜は、日光が大好きです。特に夏野菜は日光と温度を要求しますが、昨今の猛暑、酷暑の中では気温の上がり過ぎにより、元気がなくなり成長が弱まったり、病害虫が多発したりします。日光は好きでも異常な暑さは好きではないようです。
地球温暖化が原因とされるこの暑さですが、下記写真資料にある通り1960年代から暑さが顕著になりはじめています。植物の進化はもっともっと長いスパンですから、温暖化のスピードに植物の進化が追い付いていないというのが現状のようです。
将来、人間にとっても植物にとっても過ごしやすい夏に戻ってくれるのが一番良いのですけど、どうなることやら。現状ではこの暑さにも負けない品種の改良を待つしかないのでしょう。
日本の夏は徐々に暑く、長くなっている (東洋経済ONLINEより)


これであなたも菜園家‼
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Last Modified : 2021-11-21