投稿:2021-09-12
| 更新:2022-01-12
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2021年秋のダイコンの栽培記録です。
種まきから収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園でのダイコン栽培の参考になれば幸いです。
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《発芽適温(地温)》 25℃前後
《生育適温》 20℃前後
《発芽日数》 3~5日
《間引き》 1回目子葉の頃、2回目本葉2~3枚の頃、3回目5~6枚頃に1本立ち
《収穫時期》 栽培日数約65~85日
《タネの寿命》 大根の種の寿命は約3年です。保存状態が良ければ翌年は使えるレベルといえそうです。
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野菜は凍りつくような寒さでもなかなか凍ることはありません。これは野菜が凍らないように寒さ対策をしているからです。
そもそも凍るのは水分なんですが、水に糖分やビタミンなどが含まれていればいるほど凍りにくくなるのです。
だから寒くなると野菜は凍らないように一生懸命糖分やビタミンを作り出すのです。
これが野菜が寒くなると甘みを増す仕組みです。
成長はとてもゆっくりですが、光合成でつくられた栄養分をじわじわと甘みに変えているのですね。

・堆肥、もみ殻、苦土石灰を適量加えて混ぜます。

・備中くわですき込むと細かく混ぜ合わせることができます。深さ30㎝をめどによく耕すことが大切です。

・高さ10㎝で畝を作ります。このまま1週間程度ねかせておきます。


・気候もずいぶんと秋めいてきました。昨日台風が通り過ぎたので種まきをします。
・株間30㎝でタネをまきます。又根にならないようにシャベルで土中奥まで掘り起こし、米ぬかもみ殻ボカシを混ぜ合わせておきます。

・1か所5粒を目安にタネをまき、メネデール水溶液を噴霧してタネに活力を与えます。
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・1㎝覆土し軽く押さえて種を土となじませます。


・土表面が乾いてしまわないようにジョーロで散水します。
・防虫ネットをして種まき終了です。4~5日で発芽する予定です。



・3日目にして発芽しました。気温が高めで早く発芽したのかな。
・子葉が開ききって発芽がそろったら3本立ちに間引きます。


・発芽がそろい子葉が開ききったので3本に間引きします。
・形の悪いもの、徒長したもの、重なり合ってるもの、元気がなさそうなもの、などを間引く対象にします。
・次は本葉2~3枚で2本立ちにします。



・忙しくしている間に本葉が4~5となってしまいました。2本立ちの予定でしたが、1本立ちにします。
・茎が太めで徒長していない株を選んで1本立ちにします。
・最後に中耕して土寄せしておきます。株が安定します。


・トンネルのおかげで今のところ虫食いが一か所もありません。優秀優秀!


・葉数が増えだいぶ大きくなってきました。虫食いは少なからずありますが、成長の勢いの方が勝っていますのでこのままキープとします。


・ダイコンの肩の部分が見えてきました。まだ幅3㎝位ですがこれから太っていきます。
・葉が成長しトンネルに接触するようになってきました。この秋は暖かい日が続いていますので、まだ虫が飛んでいます。もう少し気温が下がったらトンネルを外そうと思います。


・立冬を過ぎ気温が大分下がってきました。葉数もかなり増えましたのでもう大丈夫でしょう、防虫ネットを外しました。
・陽の光をたくさん浴びてもう一回りも二回りも大きくなって美味しくなってくれええ!




・初収穫の日を迎えました。大きすぎず小さすぎず『三太郎』は二人暮らしには丁度良い使い切りサイズですね。
・土中30㎝までしっかり耕したので真っすぐに伸びました。
・煮物にしていただきましたが抜群の柔らかさ。年内中は収穫ダイコンで行けそうです。



・12本中9本まで収穫し終わりました。短形品種ですが、栽培日数60日収穫の所を100日経過し普通のダイコンと同じ大きさになっています。それでも割れたり、スが入ったりすること無く、真っすぐなダイコンが収穫できています。
・地際部分に5㎜程度の虫食いが何か所か見られました。おそらくダンゴムシの仕業です。
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・最後の一本を収穫しました。 初収穫から約一か月、美味しいダイコン生活でした。


・今回初めて『三太郎』を栽培しました。義父に柔らかくて美味しかったと褒められるほど味の良い品種でした。
・12本すべてがまっすぐに伸び、曲がり果は1本もありませんでした。できる限り深く細かく耕すことが大事です。
・根が養分・水分を吸収するためには、エネルギーが必要です。
エネルギーを生み出すために、植物は光合成でつくったデンプンを根に送ります。
根は吸い込んだ酸素とデンプンを結合させてエネルギーを作り出します。
根に欠かせない3要素は『空気』『水』『養分』ですが、中でも空気が不足すると根は酸素欠乏で窒息し、やがて根腐れを起こします。
作付け前には、深くまで土を耕して空気を含んだ土にしておくことが大事です。
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私は天気の良い早朝に葉面散布して光合成を促進させています。
実も葉もひと回り大きくなるような気がしています。是非お試しください。
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野菜は、日光が大好きです。特に夏野菜は日光と温度を要求しますが、昨今の猛暑、酷暑の中では気温の上がり過ぎにより、元気がなくなり成長が弱まったり、病害虫が多発したりします。日光は好きでも異常な暑さは好きではないようです。
地球温暖化が原因とされるこの暑さですが、下記写真資料にある通り1960年代から暑さが顕著になりはじめています。植物の進化はもっともっと長いスパンですから、温暖化のスピードに植物の進化が追い付いていないというのが現状のようです。
将来、人間にとっても植物にとっても過ごしやすい夏に戻ってくれるのが一番良いのですけど、どうなることやら。現状ではこの暑さにも負けない品種の改良を待つしかないのでしょう。
日本の夏は徐々に暑く、長くなっている (東洋経済ONLINEより)


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Last Modified : 2022-01-12