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堆肥は二種類



10・30-1



土づくり効果の堆肥と、肥料効果の堆肥の二種類に分かれます。
堆肥の特徴を大まかに覚えておくと、堆肥選びのヒントになります。




堆肥は、主材料の違いで、植物質堆肥動物質堆肥に分けることができます。

植物質堆肥は、落ち葉、樹皮、もみ殻、ワラなど植物質の有機物が主材料の堆肥です。
窒素が少なめで炭素を多く含んでいる植物質の有機物は、分解に時間がかかります。
そこで、家畜ふんや米ぬかなど窒素が豊富な有機物を発行補助剤として加えて堆積し、発行を促して堆肥にします。

動物質堆肥は、牛ふん、豚ぷん、鶏ふん、馬ふんなどの家畜ふんが主材料の堆肥です。
家畜ふんは、窒素が多くてそのままでは腐敗しやすいため、ワラ、おがくず、もみ殻、樹皮など炭素が豊富な植物質の有機物を副資材として加えて堆積し、発酵させて堆肥化させます。





植物質堆肥は肥料成分が少なく、その代わりに土壌微生物が好んで食べる炭素を多く含んでいるので、土づくり効果が高いのが特徴です。
土壌微生物が少ない新規の畑を改良するのに適しています

動物質堆肥は、土づくり効果と同時に肥料効果も望めます。馬ふん堆肥、牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥の順に肥料効果が高くなります
肥料成分が濃い堆肥は、連用すると土壌の養分バランスを崩すことがあるため、植物質堆肥と1:1で混合して利用するのがいいです。
なお、発酵鶏ふんは、即効性があるので、肥料として利用します。土づくり効果はそれほど望めません





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参考文献


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よかったら読んでみてください。

▷▷やさい畑 2018年 10月号

▷▷野菜だより 2018年 11月号

▷▷現代農業 2018年 11月号



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Last Modified : 2018-10-21

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