投稿:2017-11-19
| 更新:2018-10-22
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元気な野菜は、元気な有用菌のおかげ。
土づくり(団粒構造の構築)とは、土壌生物を増やす環境づくり、と言い換えることができます。
植物にとって有用な土壌微生物
土の中には、大小さまざま数多くの生物が生存しています。ミミズなどの植物栽培に有用な生物もいれば、植物に害を及ぼす生物もいます。
土の中で、それぞれの生物のバランスがとれていれば、食物連鎖で生物数は安定し、病気も起こりません。
が、何かの拍子でバランスが崩れて、病害虫が爆発的に増えると植物の成長に影響が出てきます。
作物栽培をしている限り、連作障害など、土中バランスを崩すのは避けられないことですが、有用生物の絶対数が大きければ被害は起こりにくくなります。
この土の中のバランスを保ってくれる生物、特に目に見えない微生物(有用菌)を増やすことで、土壌環境がより良くなり、最終的に植物と微生物が好む住環境である団粒構造の土ができがります。
有用菌の分類
有用菌は、
有機物を速やかに分解してくれる『分解菌』
植物の根に侵入して共生する『共生菌』
特定の菌に寄生して、相手を餌として利用し、死滅させる『菌寄生菌』
などのグループに分けられ、それぞれたくさんの種類の菌がいます。
特に大事な有用菌について、今後紹介していく予定です。
まとめ
微生物の個体数は、土1グラムあたり30億個です。
もちろん目には見えませんが、土の中ではさまざまな営みが日々繰り返されているのですね。
微生物の住まない土では、植物も育たないのです。
有用菌を利用した、土壌改良剤などが数多く販売されています。
土壌環境改善に役立つ商品が見つかると良いですね。
⇒有用菌使用の土壌改良剤はこちらから
参考文献
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
⇒やさい畑 2017年 冬号
⇒野菜だより 2017年11月号
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参考文献
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 10月号
▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
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Last Modified : 2018-10-22