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ジャガイモの保存

  •   14, 2017 19:49
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12・14・1



肉じゃが、じゃがバター、カレーライス、おでん、鍋物、などなど,毎日のように食卓を彩るジャガイモ…

全国各地で春植え、地域によっては秋植え栽培も可能で、どれだけ獲れても余って困ることのないジャガイモを、美味しさはそのまま長期保存する方法を調べてみました。




ジャガイモの長期保存


貯蔵最適温度は4~8℃で、5℃以下なら芽が出にくいのでこの温度を保つことがポイントです。

光にあたると、表面が緑色に変色し有毒の『ソラニン』が生成されてしまい、芽も出てしまうので、光にあてないように特に注意します。

収穫後すぐのジャガイモは休眠期間が3カ月あります。この期間は風通しの良い日陰であれば芽がでることなく保存できます。

保存することでデンプンが糖にかわり、甘さが増してきます。
掘りたてのジャガイモの風味 or 熟成した甘いジャガイモ、どちらが好みですか? 自家栽培なら両方楽しめますね。



保存方法① 冷蔵庫の野菜室で短期保存


収穫したジャガイモを土のついたまま、軒下などで新聞紙の上に並べて3.4日乾燥させます。

乾燥させたジャガイモを土つきのまま新聞紙で包みます。

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

check!リンゴも一緒に入れると、リンゴが出すエチレンガスが発芽を抑制してくれます。


保存方法② 春植えのジャガイモを土に埋めて保存、12月に掘り起こして室内保存に切り替え


畑のどこかに収穫したジャガイモが全部入るほどの穴を掘ります。
夏の外気温の影響を受けないようになるべく深めに穴を掘るのがポイントです。

通気性がよくて冷たい土の中は保存に向いています
穴の底に乾燥した杉の葉をしいておくと、チクチクするのを嫌いネズミやモグラの被害を受けづらくなります。
土を埋め戻し、目印をしておきます。

12月になり、気温が低くなったら室内保存に切り替えます。
保存方法③の段ボール箱で保存すれば、翌年の春まで保存できます。


保存方法③ 段ボール箱で保存


土付きのままで乾燥させたジャガイモを段ボール箱に入れます。
日光が差し込まないように新聞紙を上にかぶせてからフタをします。
貯蔵最適温度の4~8℃を保てるような部屋で保存します。


まとめ


保存がうまくいっていても、春が近づき暖かくなってくると、芽がでてくるジャガイモが多くなってきます
爪の先でこの芽を欠きとれば、あともう少し保存できます。

また、ジャガイモは芽がでるときにデンプンが糖にかわるので味が甘くなります。

長期保存したジャガイモが終わる頃には春植えのジャガイモ栽培の始まり…なんていうのが理想でしょうか。

各地域の気温、栽培状況に合った保存方法を是非見つけてください。

ジャガイモ栽培記録はこちらをご覧ください
🔗写真で見る春じゃがいも栽培記録 種いも定植/芽かき/土寄せ/収穫 2018版


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参考文献


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コラム 有機質肥料・完熟堆肥・ボカシ肥料のこと



野菜作りが一作終わると、土壌中の養分は消費されてしまっています。次期作のために失われた栄養分を補給しなければなりません。
足りなくなった分、または次期作の野菜に必要な栄養分を補うために有機物を投入します。

注意しなければならないことは、生育途中に足らなくなった場合は追肥すればよいですが、過剰な場合は残った肥料成分が腐り、病害虫などの害がでてきますから、多過ぎないように気を付けなければなりません。



有機物が投入されると活発になる微生物

微生物にとって有機物(油かす・骨粉・魚かす・牛ふん・豚ふん・鶏ふん・生ごみ・緑肥など)はエサです。エサのない状態ではひっそりとしている微生物ですが、有機物が土に投入されると一気に活発にエサを食べ、増殖と死滅を繰り返します

このエサを分解してできた物質を、根は栄養分として吸収することになります。
死滅した微生物もまた他の微生物に分解され栄養分になります。

化学肥料は、微生物のエサにはなりません。したがって、化学肥料だけの施肥は、エサがないのでやがて微生物ゼロの土を作ります。



分解しやすい物質と分解しにくい物質

有機物には様々な物質が含まれています。
微生物は食べ易い物質(糖、デンプン、たんぱく質など)から先に分解していきます。
食べ易いので一気に分解し増殖するので熱が出ます

有機物の投入を種まき・定植の数カ月前に行う理由の一つは、この熱で根が傷つくのを避けるためです。

さて、残った食べにくい物質はどうなるかというと、ゆっくりと時間をかけて微生物によって分解されていきます。堆肥となりやがて腐植となります。この時熱は出ません。

分解し易い物質を分解し、且つ発酵熱によって雑草のタネや病害虫の元を減らす工程を、堆肥作成においては一次発酵といい、一次発酵が終えた有機物は完熟堆肥とうたっても良いことになります。
この後、分解しにくい物質をゆっくり分解していきますが、時間が経てばたつほど腐植と微生物が増え、良質な完熟堆肥となっていきます。



どの微生物が動くかはわからない(水たまりでは腐る)

有機物が投入されると、エサを食べ微生物が活発になるといいましたが、有用菌である『乳酸菌』や『酵母菌』などが多く活発に動いてくれれば理想的な発酵になるのですが、そうでない場合があります。

水はけが悪かったり、大雨で水たまりになってしまうような畑で、土に酸素が含まれていない土壌では、同じ分解でも発酵ではなく腐敗となる微生物が動きます。

腐敗の場合は、植物の生育を悪くする物質が出来たり、有毒なガスが発生したりします。何より腐敗臭に誘われてハエやセンチュウなど害虫が寄ってきて悪の温床となります。
有機物さえ投入しておけば大丈夫、美味しい野菜ができる!と安心するのは間違いです。

腐敗の条件は、水、酸欠、温度です。せっかくの有機質肥料ですから腐らせないようにしたいものです。



ボカシのすすめ

発酵か腐敗か…土の中でどっちに転ぶか分からないようなことを避けるため、あらかじめ有用菌で有機物を上手に発酵させたものがボカシ肥料です。
これなら一次発酵済みなので温度が上がることもないですし、有用菌によって分解され、根が吸収できる栄養分になっていますから安心して施肥することができます。
ベテラン菜園家ともなれば、自分の手に入れやすい有機物などを利用してオリジナルの『ボカシ』を作り菜園に投入しています。

🔗7日で完成 米ぬか・もみ殻 ボカシ・堆肥づくり/好気性発酵 はこちらから



数種類の有機質肥料を発酵させた即効性の肥料をボカシ肥料といい、落ち葉やバークなどを入れ、分解がゆっくりで土壌を改良するような働きを持つもので一次発酵が済んでいるものを完熟堆肥といいます。

ここをしっかり押さえ、理解しておくことが大切です。



 





 
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