投稿:2017-10-14
| 更新:2018-10-21
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[ボカシ肥] ブログ村キーワード
《ボカシ肥とは》
ボカシ肥とは、油かすや魚かすなどの有機質肥料を発酵させ、分解を終わらせた肥料です。
野菜は有機物をそのままの状態では利用できません。
有機物に含まれる肥料分は、土壌微生物による分解を経てはじめて野菜が吸収できる形になります。
また、この分解の過程で有害なガスや熱が発生したり、有機物に害虫が寄ってきたりすることもあります。
そこで、一般に有機質肥料は、作物に影響がないように作付けの2~3週間前に畑に施し、土の中で発酵させなければなりません。
この発酵を畑の外で済ませ、すぐに野菜が吸収できるようにしたものが『ボカシ肥』です。
市販もされていますが、バケツなどを利用すれば、簡単につくれます。
切り返しをしっかり行い、十分に発酵させるのがコツです。
《ボカシ肥のつくり方》
用意するもの(作りやすい分量)
油かす 3kg
骨粉 1kg
魚かす 1kg
水 3~4ℓ
湿った畑の土 5kg
容量20ℓのふた付きポリバケツ
材料を混ぜ合わせるための容器
1 材料を混ぜ、水を加える
油かす、骨粉、魚かすを容器に入れて混ぜ合わせる。
水を少しずつ加えながらよく混ぜていく。
手で握ると塊ができる程度の硬さ
2 バケツに肥料と土を重ねる
バケツに、1で混ぜた肥料と畑の土を交互に重ねていく。
あらかじめ土を取り分けておき、悪臭を防ぐために、いちばん上は土で覆う。
虫が入ったり日が当たったりしないようにふたをするが、棒などを挟んで空気が入るようにしておく。
3 切り返して発酵を促進する
バケツに入れた2週間後から、発酵を促進するために、週に2回ほど切り返しを行う。
全体をよくかき混ぜること。
1~2か月ほどで悪臭がしなくなったら完成。匂いが強いので、置き場所に注意する。
効果的に使うコツ
元肥で使う場合、作付けの1週間前に施す。
すぐに効果が現れるので、追肥に使うこともできる。
手作りしたボカシ肥を保存する場合は、少し乾かしてからビニール袋などに入れる。
他の有機物を加えたりして、オリジナルのボカシ肥作りに挑戦してみるのも面白いです。
⇓⇓こちらに詳しく載っています⇓⇓

関連記事としてこちらもご覧ください。
🔗野菜のタネを上手に発芽させるために知っておくこと
🔗日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
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🔗酸性土壌が危険な本当の理由と仕組みについてはこちらから
🔗オーガニックは地球を救う‼有機栽培・オーガニックの本当の意味についてはこちらから
🔗有機質肥料が根に吸収されるまでの微生物の働きについてはこちらから
🔗プランター栽培 おすすめ培養土5選についてはこちらから
🔗乳酸菌で土づくりについてはこちらから
🔗良い堆肥 悪い堆肥についてはこちらから
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 10月号
▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
最後まで読んでいただきありがとうございます。ポチッとおしてもらえると嬉しいです
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《ボカシ肥とは》
ボカシ肥とは、油かすや魚かすなどの有機質肥料を発酵させ、分解を終わらせた肥料です。
野菜は有機物をそのままの状態では利用できません。
有機物に含まれる肥料分は、土壌微生物による分解を経てはじめて野菜が吸収できる形になります。
また、この分解の過程で有害なガスや熱が発生したり、有機物に害虫が寄ってきたりすることもあります。
そこで、一般に有機質肥料は、作物に影響がないように作付けの2~3週間前に畑に施し、土の中で発酵させなければなりません。
この発酵を畑の外で済ませ、すぐに野菜が吸収できるようにしたものが『ボカシ肥』です。
市販もされていますが、バケツなどを利用すれば、簡単につくれます。
切り返しをしっかり行い、十分に発酵させるのがコツです。
《ボカシ肥のつくり方》
用意するもの(作りやすい分量)
油かす 3kg
骨粉 1kg
魚かす 1kg
水 3~4ℓ
湿った畑の土 5kg
容量20ℓのふた付きポリバケツ
材料を混ぜ合わせるための容器
1 材料を混ぜ、水を加える
油かす、骨粉、魚かすを容器に入れて混ぜ合わせる。
水を少しずつ加えながらよく混ぜていく。
手で握ると塊ができる程度の硬さ
2 バケツに肥料と土を重ねる
バケツに、1で混ぜた肥料と畑の土を交互に重ねていく。
あらかじめ土を取り分けておき、悪臭を防ぐために、いちばん上は土で覆う。
虫が入ったり日が当たったりしないようにふたをするが、棒などを挟んで空気が入るようにしておく。
3 切り返して発酵を促進する
バケツに入れた2週間後から、発酵を促進するために、週に2回ほど切り返しを行う。
全体をよくかき混ぜること。
1~2か月ほどで悪臭がしなくなったら完成。匂いが強いので、置き場所に注意する。
効果的に使うコツ
元肥で使う場合、作付けの1週間前に施す。
すぐに効果が現れるので、追肥に使うこともできる。
手作りしたボカシ肥を保存する場合は、少し乾かしてからビニール袋などに入れる。
他の有機物を加えたりして、オリジナルのボカシ肥作りに挑戦してみるのも面白いです。
⇓⇓こちらに詳しく載っています⇓⇓
![]() | 価格:905円 |

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参考文献
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
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▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
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Last Modified : 2018-10-21