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カボチャ栽培 家庭菜園やプランター菜園おすすめ苗4選



2018/3/3/10



夏野菜の代表の一つカボチャ。煮物や天ぷら、はたまたスイーツまで、甘くてホクホクして料理のレパートリーも豊富な野菜です。
栽培面積が広く必要で、しかも1株当たりの収穫量がトマトやキュウリなどのように多くないですから、1株1株を大事に育てる必要があります。
味や育てやすさなどから、おすすめの品種を選んでみました。





種から育てるか苗から育てるか



カボチャの種まきから定植までの育苗期間は約30日です。
4月初旬に種まきして5月初旬に定植します。

育苗期間が30日と長くないですし、温度管理もさほど大変ではないので、初めて種からの育苗に挑戦するには、ちょうどよい作物かもしれません。

▷カボチャのタネを見てみる

いっぽう、栽培初心者や週末菜園家、また、栽培面積がとれず1株や2株しか育てる予定のない方は、苗の購入のほうが適していると思います。
苗半作』といわれるように、徒長なく根をガッチリと張った苗を購入することで、定植後も元気に成長する確率が高くなり、失敗のリスクが減ります。


カボチャ栽培の注意点



カボチャは水はけの良い土壌を好み、肥料分も多く必要としません。

ツルが伸びてその先に実をつけるので、広い栽培面積が必要になります。

定植後の管理が必要ですから、毎日のように畑に足を運ぶようにしましょう。

西洋カボチャ種は収穫後、風通しの良いところで1週間ほど乾燥させる(キュアリング)と日もちがよくなり、また甘みが増します。

トマトやキュウリなどと違い、カボチャは1株当たりの収穫量が3~7程度と少ないですから、1株を大事に育てないと収穫ゼロにもなりかねません。
カボチャの根は、深くまで伸び、病害虫などにも負けない強靭な根です。
なるべく深くまで土を耕し、微生物や根に必要な酸素を供給できる団粒構造の土づくりを心がけましょう。

カボチャの育苗、栽培管理についてはこちらが参考になります。
🔗サカタのタネ 園芸通信
🔗タキイのカボチャ栽培マニュアル



カボチャおすすめ苗



それではおすすめの品種を紹介します。

① くりまさる

栗にも勝る甘さがその名の由来となったあま~いカボチャです!
メロン並みの糖度13~15度のその甘味は一度食べたらまた食べたくなる
甘さだけでなくほっくりとした食感ながらも煮崩れしにくく、調理のしやすさも人気のポイントです。
甘みが強いので天ぷらや煮物の他、洋菓子・和菓子にもオススメです。
果実は1.5~1.8kgの扁円形。果皮は濃緑色で緑のちらし斑が入る。果肉は濃橙黄色で厚い。
高粉質で甘味も強く煮た時に色が鮮やかで美しい。
初期の節間がつまるので管理しやすい。
元肥は少なめに施し、節間の伸び始めた時期に追肥し肥料切れしないようにします。

▷くりまさるの苗を見てみる


参考におすすめの口コミを掲載させていただきます。

植えつけから50日。根張りが良い苗だとは思っていましたが、これまでで最高の実付き。これからが楽しみです。






② バターナッツ

個性的なツルンとしたひょうたん型の実が特徴的なカボチャです。
皮は薄く実も柔らかいので包丁で簡単に切ることが出来ます。
そのまま食べるとサッパリとした甘みがあり、食感は油分を含んだようにねっとりとしていて一般的なカボチャとは大きく違う味わいです。
バターナッツはスープにして食べるのが一般的ですが、電子レンジなどで水分を先に飛ばしてから調理すると甘みが濃厚になり、オーブン焼きなどにしても美味しくなります。
果皮は黄褐色でツヤがあり、滑らか。果形はヒョウタン形で、果重は800g程度。
果肉は濃黄色。肉質は粘質で食味がよい。
雌花が多く、1つるに2~3個着果し果ぞろいがよい。
交配後30日程度で収穫できる極早生種

▷バターナッツの苗を見てみる


参考におすすめの口コミを掲載させていただきます。

良い苗が届きました。梱包もしっかりされていたので土こぼれも、折れもなかったです。おまけ苗もありがとうございました。
植え付けには時期が遅くなりましたが、大切に育てたいと思います。
数本購入したので半分は父にプレゼント。珍しい品種なので喜んでいました。
スープに適した美味しいカボチャなので収穫が楽しみです。





③ 栗坊

ほくほく食感で甘い、小ぶりサイズのカボチャです。
小ぶりなので調理しやすく、そのままくり抜いてグラタンなどを作ってもOK。
レンジを使えば簡単に火が通るので、調理も簡単です。ワタはスープに、種は乾干ししてから煎っておやつに。余す所なく使えるのがカボチャの嬉しいところです。
果実は500~600g前後の偏円形で、黒緑色のチラシ斑が入る。
雌花は3~4節おきに着生し、1つる3~4個着果する。
肉質は強紛質で、甘みは強く食味がよい。
草勢は強く初期成育は緩慢だが、気温の上昇とともに旺盛となる
食べ方は従来の煮物に加え、種子部をくりぬいて詰め物料理にしたり、電子レンジで10分前後加熱したりしてもおいしく食べらる。
収穫適期は果梗部がコルク化したころ。

▷栗坊の苗をみてみる


参考におすすめの口コミを掲載させていただきます。

時期が遅くホームセンターの苗は悪く、7月の時期に苗の販売があり購入しました。正解でした!!。苗も元気で大きく良かったです。10月に入っても花が咲き実をつけようとしています。中旬には収獲し美味しくいただく予定です。来年も利用します。





④ アトランティックジャイアント

おもしろ品種の紹介です。
秋の農業祭などのコンテスト用として使われるジャンボカボチャ。肥料を十分に施して肥大を図れば、50~100kgに至るほどの巨大なカボチャに成長します。
全国各地で行われる秋の農業祭などで、驚くほどの大きさと重さを競うカボチャのコンテストに登場するジャンボカボチャ。
肥料を十分に施して上手に作れば50kgから100kgに至るぐらいまでの巨大果になる。
大果をとるためには十分な堆肥と元肥の施用が大切で、途中の肥料切れは禁物。

▷アトランティックジャイアントを見てみる


参考におすすめの口コミを掲載させていただきます。

元気でしっかりした苗でした。生育も良く、一抱えはあるカボチャが五つ収穫できました。採るのが早すぎたのか、ひとつは腐ってしまいましたが、ハロウィンには立派なカボチャが飾れて、近所にも大好評でした。
また挑戦したいです。




まとめ



土中の多くの微生物が根の周りに集まり、根の成長に携わっています。
元気な根は、元気な微生物から育まれます。
元気な微生物と多くの光合成が、とっても美味しいカボチャを作ってくれることでしょう。


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参考文献


いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。

▷▷やさい畑 2018年 10月号

▷▷野菜だより 2018年 11月号

▷▷現代農業 2018年 11月号



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Last Modified : 2018-11-09

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