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写真で見るトマト栽培記録 畝立て/定植/支柱立て/芽かき/収穫 2018版



2018・2・8・1



2018年のトマトの栽培記録です。
畝立てから収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園でのトマト栽培の参考になれば幸いです。





2018年5月5日 栽培日数0日 畝立て



5月8日にネット注文したトマト苗が届きます。
8日以降の週末に定植するとして、ちょうど1週間前。
1か月ほど前に耕しておいた畑に堆肥とボカシ肥料をすき込み畝をつくります。

2018/5/5/12



特に高畝にする必要もないので高さ10㎝の畝にします。
連作障害を考慮してナス科のトマト、ミニトマト、ナス、ピーマン1株ずつを1つの畑で栽培してみます。

2018/5/5/13



2018年5月9日 栽培日数0日 苗到着



『てしまの苗』から苗が到着しました。
ゆうパックで上面が閉じていないダンボールです。
送料がかかるので、まとめ買いをすることで送料負担を減らしました。

2018/5/11/1
2018/5/11/2




フルティカ(中玉トマト)、アイコ(ミニトマト)、筑陽(ナス)、京波(ピーマン)、紅はるか(さつまいも)と、オマケ苗としてもらったルネッサンス(中玉トマト)を栽培していきます。

2018/5/11/3


2018年5月12日 栽培日数0日 定植



いよいよ中玉トマト『フルティカ』の定植です。
今回は1畝でナス科の作物を混植します。
ポットを置いて株間をとり、位置を決めます。
陽が当たるように、いちばん背が高くなる作物を北に配置します。
南から、ピーマン、ナス、ミニトマト、トマトの順で植え付けます。

2018/5/12/20



バケツに水を汲み、ポットごと浸して根に十分水を吸わせておきます。
ポットより大きめに植え穴を掘り、堆肥、ボカシを入れて土と混ぜ、水を十分撒いておきます。

2018/5/12/3
2018/5/12/13
2018/5/12/2




株元が畝表面より少し高くなるように植えるのがコツで、高さを微調整します。
風で倒されないように仮の支柱をして、ビニールひもで誘引して定植終了です。

2018/5/12/19
2018/5/12/162018/5/12/4




オマケ苗としてもらった中玉トマト『ルネッサンス』は、別の畝(午後から陽があたる)に定植しました。
半日陰となりますが、どうなるでしょうか…

2018/5/12/14


2018年5月19日 栽培日数7日 



根付いたようで全体的に生き生きしてきました。
第一果房が展開し始めました。
これからぐんぐん成長します。忙しくなりますよ~

2018/5/19/2


2018年5月24日 栽培日数12日 



脇芽が出始めました。
簡単に欠きとれますが、主枝を欠いてしまわないよう注意が必要です。

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2018年5月27日 栽培日数15日 支柱立て



草丈約50㎝、第二果房が出てきましたので本支柱を立てます。
210㎝の支柱を3本の短い支柱で支えます。
20~30㎝が地中に埋まりますから180㎝高の支柱が出来上がります。
果房の向きは一定ですから、果房と反対方向に支柱をさすのがコツです。

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土表面が乾かないように堆肥マルチをしておきます。

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2018年6月10日 栽培日数28日 



定植から約1カ月、第三果房まで展開し始めました。
第一果房の実も膨らんでいます。

2018/6/10/6


2018年7月5日 栽培日数53日 



第一果房の実が色づいてきました。
もうすぐ収穫です。
チッソ過多だったようで葉の勢いが良すぎたので摘葉してスッキリさせました。

2018/7/5/2


2018年7月16日 栽培日数64日 



定植から約2か月たちました。
第一果房から順調に収穫できてはいますが、上の果房は実のつき具合がよくないです。
チッソ過多で葉がびっしり生い茂ってしまった影響でしょうか。
下の方はサビダニにもやられているようです。

整枝を繰り返してやっとトマトっぽくなった姿です。

2018/7/16/5


2018年7月29日 栽培日数77日 台風12号



台風12号を無事やり過ごし被害ゼロで翌朝を迎えることができました。
支柱が効いているということでうれしいですね。
収穫し終わった果房とその上下の葉は摘葉をして風が通るようにしておきました。

第3果房から実の着きが悪くなっています。全ての果房にたくさん実をつけるのはなかなか難しいのですね。

2018/7/29/4


※2018年の夏は記録的な酷暑となっています。
各地で熱中症のニュースが報道されています。
無理をせず身体を労わった家庭菜園作業をしましょう。

🔗家庭菜園 無理をしない畑作業のすすめ


2018年8月5日 栽培日数83日 害虫



収穫も後半戦になりました。
質の良いトマトが採れ続けることの難しさを感じます。
特に連日35℃以上の暑さでは株も弱り、病害虫の餌食になりやすいです。
案の定、実に穴が開いて食害されています。タバコガの幼虫の仕業と思われます。
オーガニック対応の『STゼンターリ顆粒水和剤』を散布しておきます。
🔗家庭菜園 オーガニック栽培で天然成分を利用したアオムシ・ケムシに効く殺虫剤STゼンターリ顆粒水和剤

2018/8/4/2
2018/8/4/4
2018/7/22/1



2018年8月15日 栽培日数93日 



全ての実を採りおえました。
結局、第三果房あたりまでしかまともに実をつけさせることができませんでした。
サビダニなのか茎も変色し葉も枯れ始めましたので後日撤収とします。

2018/8/15/5


2018年8月18日 栽培日数96日 撤収



中玉トマト(フルティカ)とミニトマト(アイコ)の撤収を行いました。
接ぎ木苗で栽培しましたが、栽培管理がまだまだ未熟で、満足のいく結果にはなりませんでした。
根を掘り起こしてみましたが、太い根や細い根が多くあり、接ぎ木苗の良さを実感しました。

収穫量は、フルティカが約20、アイコが約30で両方とも第三果房までが満足のいく結果となりました。

今回使用した資材
▷210㎝園芸用支柱 2本
▷150㎝園芸用支柱 6本
▷90㎝園芸用支柱 1本

2018/8/18/2



まとめ



2018年の夏は異常と言える暑さが7月から続き、トマトはダメージを受けたと思います。高温になり過ぎると養分の吸収などがうまく行えなくなりますから、全体が弱り病害虫の餌食になったのでしょう。

この夏の暑さは、今年だけのことではなく、おそらく今後毎年のように起こる現象になります。
暑さに強い品種の開発を期待するとともに、暑さをやわらげる工夫や、元気に育つ土づくりが来シーズンの課題です。

2016年にもトマトを栽培しましたが、チッソ過多で葉が茂り過ぎ、加えてトマトサビダニ害にあいました。
2018年は有機を目指しボカシを元肥に使用しましたが、同じようにチッソ過多、トマトサビダニ害、おまけにタバコガ害にあうという全く反省が生かされない結果となりました。
「チッソ過多では病害虫が多発する」の典型でした。次回こそ上から下まで鈴なりのトマトを栽培したいと思います。


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参考文献


いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。

▷▷やさい畑 2018年 10月号

▷▷野菜だより 2018年 11月号

▷▷現代農業 2018年 11月号



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Last Modified : 2019-11-26

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