投稿:2018-05-15
| 更新:2018-11-14
✎

2018年のピーマンの栽培記録です。
畝立てから収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園でのピーマン栽培の参考になれば幸いです。
2018年5月5日 栽培日数0日 畝立て
5月8日にネット注文したピーマン苗が届きます。
8日以降の週末に定植するとして、ちょうど1週間前。
1か月ほど前に耕しておいた畑に堆肥とボカシ肥料をすき込み畝をつくります。

特に高畝にする必要もないので高さ10㎝の畝にします。
連作障害を考慮してナス科のトマト、ミニトマト、ナス、ピーマン1株ずつを1つの畑で栽培してみます。

2018年5月9日 栽培日数0日 苗到着
『てしまの苗』から苗が到着しました。
ゆうパックで上面が閉じていないダンボールです。
送料がかかるので、まとめ買いをすることで送料負担を減らしました。
![]() | ![]() |
フルティカ(中玉トマト)、アイコ(ミニトマト)、筑陽(ナス)、京波(ピーマン)、紅はるか(さつまいも)と、オマケ苗としてもらったルネッサンス(中玉トマト)を栽培していきます。

2018年5月12日 栽培日数0日 定植
いよいよピーマン『京波』の定植です。
今回は1畝でナス科の作物を混植します。
ポットを置いて株間をとり、位置を決めます。
陽が当たるように、いちばん背が高くなる作物を北に配置します。
南から、ピーマン、ナス、ミニトマト、トマトの順で植え付けます。

バケツに水を汲み、ポットごと浸して根に十分水を吸わせておきます。
ポットより大きめに植え穴を掘り、堆肥、ボカシを入れて土と混ぜ、水を十分撒いておきます。
![]() | ![]() | ![]() |
株元が畝表面より少し高くなるように植えるのがコツで、高さを微調整します。
風で倒されないように仮の支柱をして、ビニールひもで誘引して定植終了です。
![]() | ![]() | ![]() |
2018年5月19日 栽培日数7日
根付いたようで全体的に生き生きとしてきました。
1番花に実がつき始めています。
摘み取って株全体の成長にエネルギーを使ってもらいます。

2018年6月2日 栽培日数20日 支柱立て
本支柱を立てます。昨年は3本仕立てにしましたが、今回は風通しを考えて2本仕立てにしてみます。
一番花の部分から伸びた枝2本を誘引してV字型にします。
11㎜×120㎝の支柱を使います。
仕立て方についてはこちらが参考になります。
🔗仕立てにこだわった夏野菜づくり
![]() | ![]() | ![]() |
V字では弱いので横に1本支柱を通し、縛って補強します。
これで前後左右の力に強くなりました。

ミニ熊手を使って雑草を摘み、中耕して硬くなった土をほぐして水と空気の通りをよくしておきます。
株元に堆肥を敷き、少しでも土が乾きにくくなるようにしておきます。
![]() | ![]() | ![]() |
2018年6月13日 栽培日数31日
1カ月が経ちました。
実が2つ大きくなってきました。
花芽も多くついていますし、ここまでは順調のようです。

2018年7月1日 栽培日数49日 初収穫
立派な実がなりました。初収穫します。
もう少し大きくなりそうですが、株の成長のため早めの収穫としました。
2枝2枝に分かれていきますから、茎葉が込み合わないように時々整枝します。

2018年7月16日 栽培日数64日
定植から約2か月、順調に収穫できています。
実がたくさんつき過ぎると株が弱るのと、風通しが悪くなって病害虫にやられたりしないように、整枝しながら育てていきます。

2018年7月29日 栽培日数77日 台風12号
台風12号を無事やり過ごし被害ゼロで翌朝を迎えることができました。
支柱が効いているということでうれしいですね。
整枝をしていることも幸いしていると思います。

※2018年の夏は記録的な酷暑となっています。
各地で熱中症のニュースが報道されています。
無理をせず身体を労わった家庭菜園作業をしましょう。
🔗家庭菜園 無理をしない畑作業のすすめ
2018年8月15日 栽培日数94日
8月に入り、一時収穫がなかったのですが、形の良い実がまたでき始めました。
暑さが落ち着いてきたのと、恵みの雨のおかげでしょうか。
与え過ぎにならない程度に追肥をしていきます。

2018年9月1日 栽培日数111日
9月に入り栽培日数も110日を超えました。
コンスタントに収穫できてはいますが、以前に比べて実が大きくなれないようです。
形もいびつになってきているので、そろそろ終わりかもしれないですね。

2018年9月5日 栽培日数115日
暴風被害の大きかった台風21号。
海との直線距離100メートル弱の我が畑にはモーレツな塩風が吹き荒れたようで、葉が萎れてしまいました。おそらく塩害だと思います。
あと半月ほどは収穫できる予定でいましたが、回復の兆しもないですし、残念ながらこれで撤収とします。

2018年9月8日 栽培日数118日 撤収
栽培日数118日、収穫数約40個で2018ピーマン栽培を終えます。
根の状態から元気に育っていたのだと予想できます。


使用した資材
▷園芸支柱 径11mm×長さ120cm 4本
ビニール紐
まとめ
今回は『てしまの苗』からネット注文で接ぎ木苗『京波』を購入し栽培しました。
接ぎ木は元気に育つということで安心して栽培することができました。
あいにくの記録的な暑さ、台風による塩害で後半はトラブルが続きましたが、終始順調に収穫できたと思います。
京波は育てやすくおすすめの品種といえます。
人気記事
これであなたも菜園家‼
是非読んでいただきたい人気の記事です。
🔗日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
🔗種まきは4つの条件を揃えれば芽が出る!発芽を成功させる方法とコツ
🔗家の庭を1日で家庭菜園にする
🔗酸性土壌が危険な本当の理由と仕組みについてはこちらから
🔗オーガニックは地球を救う‼有機栽培・オーガニックの本当の意味についてはこちらから
🔗有機質肥料が根に吸収されるまでの微生物の働きについてはこちらから
🔗プランター栽培 おすすめ培養土5選についてはこちらから
🔗乳酸菌で土づくりについてはこちらから
🔗良い堆肥 悪い堆肥についてはこちらから
参考文献
いつも参考にしている家庭菜園の教科書です。
よかったら読んでみてください。
▷▷やさい畑 2018年 10月号
▷▷野菜だより 2018年 11月号
▷▷現代農業 2018年 11月号
最後まで読んでいただきありがとうございます。ポチッとおしてもらえると嬉しいです
↓↓↓
![]() | ![]() |
▽おすすめ農業資材▽
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
スポンサーサイト
スポンサーリンク
Last Modified : 2018-11-14