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万願寺とうがらし栽培記録 2019春 【定植 3本仕立て 収穫】

  •   29, 2019 21:18
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2019-5-28-2 とうがらし



2019年春の万願寺とうがらしの栽培記録です。
定植から収穫までを記録します。
家庭菜園やプランター菜園での万願寺とうがらし栽培の参考になれば幸いです。




万願寺とうがらし栽培 基本情報



《発芽適温》 25~30℃ 発芽日数5~7日(2月なので加温が必要)

《生育適温》 20~30℃ 

《育苗期間》 栽培日数約60日 本葉13~14枚で一番花が咲き始めた頃に定植する

《支柱仕立て時期》 1番花直下の脇芽が伸びた頃に、脇芽1本または2本を利用して、2本仕立て或いは3本仕立てにする


2019年5月11日 栽培日数0日 定植



・緑肥と米ぬかもみ殻堆肥を投入し1カ月ほど経過した畑を深くまでしっかり耕し、土に空気を含ませます。10㎝高の畝を作ります。

バケツに水を入れポットごとしばらく浸します。根に十分水を吸わせる目的と、ポットからきれいに抜けるようにする目的です。

2019-5-17-4 ナス



・植穴を掘り、水たまりになるほど潅水します。

・根を傷つけないように先に支柱を立てておきます。

・深植えにならないように、高さを調整しながら植え付けます。

2019-5-28-1 とうがらし



・植え付け後、もみ殻をまいて乾燥を防ぎます。もみ殻は、ゆっくりと分解されて腐植になっていきます。微生物の住みかにもなりますからおすすめの資材です。

・さいごにメネデールを水で希釈して潅水します。メネデールで根が活性化して根付きが早くなります。

2019-5-28-3 トウガラシ


🔗種まきや植え付けにメネデール 家庭菜園で効果のある使い方






2019年6月1日 栽培日数21日 1番花



・定植から20日を過ぎ葉数も多くなって1番花が付きました。

・この1番花は実が付いたら、茎葉の成長を促すために早めに摘み取りますが、ここを起点に枝分かれする枝を利用して仕立てていきます。

・今回は3本仕立てにする予定です。

2019-6-1-2 トウガラシ


2019年6月15日 栽培日数35日 



・一番花の実がなりました。これを小さいうちに摘み取ります。
エネルギーを株の成長に使うためです。

・一番花から下から出てくる脇芽は摘み取っておきます。

2019-6-15-32 トウガラシ2019-6-15-34 トウガラシ



2019年6月16日 栽培日数36日 3本仕立て



・1番花の実を摘み取った箇所から伸びる3本の枝をそれぞれ支柱に誘引して3本仕立てを作りました。

仕立て方についてはこちらが参考になります。
🔗仕立てにこだわった夏野菜づくり

・枝は2又に分かれていきますので中央部分で混みあわない程度に剪定しながら育てていきます。

2019-6-16-1 トウガラシ2019-6-16-2 トウガラシ



2019年6月26日 栽培日数46日 初収穫



・実が大きくなってきました。ピーマンに比べて細長く面白い形です。

・早めに収穫して株の成長を促進します。それにしてもどんな味がするのでしょう…

2019-6-26-4 トウガラシ2019-6-26-1 トウガラシ



2019年7月6日 栽培日数56日 



・梅雨真っ最中なので病気にならないように乳酸菌培養液をこまめに葉面散布しておきます。乳酸菌は酸性で、葉に付いた病原菌を殺菌してくれます。病気を予防できれば良いのですが・・・

・乳酸菌培養液の作り方が載っています。ご覧ください。
🔗乳酸菌で土づくり

2019-7-6-14 トウガラシ


2019年7月13日 栽培日数63日 



・米ぬか・もみ殻ボカシを追肥しました。株元ではなく、根の成長を考慮した位置(株元から30㎝前後が目安)に多めではなく少なめに施します。なり疲れ予防です。

2019-7-13-1 トウガラシ


2019年8月3日 栽培日数84日 



・株表面の土が乾いて硬くなってきています。こうなると土の中に空気が送り込まれづらくなり、微生物や根の動きが弱まり、病害虫にやられやすくなりますので、ミニ熊手などで表面をかいて空気の通り道を確保しておきます。

2019-8-3-2 ピーマン


2019年8月11日 栽培日数92日 



梅雨明けして、毎日のように猛暑日が続く中、曲がり果が多くなってきました。暑さと生り疲れのせいでしょう。少しだけ枝葉を整理しました。病気にならずに元気を取り戻してくれればよいのですが。

2019-8-11-3 ピーマン





つづく・・・

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参考文献


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よかったら読んでみてください。









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コラム 有機質肥料・完熟堆肥・ボカシ肥料のこと



野菜作りが一作終わると、土壌中の養分は消費されてしまっています。次期作のために失われた栄養分を補給しなければなりません。
足りなくなった分、または次期作の野菜に必要な栄養分を補うために有機物を投入します。

注意しなければならないことは、生育途中に足らなくなった場合は追肥すればよいですが、過剰な場合は残った肥料成分が腐り、病害虫などの害がでてきますから、多過ぎないように気を付けなければなりません。



有機物が投入されると活発になる微生物

微生物にとって有機物(油かす・骨粉・魚かす・牛ふん・豚ふん・鶏ふん・生ごみ・緑肥など)はエサです。エサのない状態ではひっそりとしている微生物ですが、有機物が土に投入されると一気に活発にエサを食べ、増殖と死滅を繰り返します

このエサを分解してできた物質を、根は栄養分として吸収することになります。
死滅した微生物もまた他の微生物に分解され栄養分になります。

化学肥料は、微生物のエサにはなりません。したがって、化学肥料だけの施肥は、エサがないのでやがて微生物ゼロの土を作ります。



分解しやすい物質と分解しにくい物質

有機物には様々な物質が含まれています。
微生物は食べ易い物質(糖、デンプン、たんぱく質など)から先に分解していきます。
食べ易いので一気に分解し増殖するので熱が出ます

有機物の投入を種まき・定植の数カ月前に行う理由の一つは、この熱で根が傷つくのを避けるためです。

さて、残った食べにくい物質はどうなるかというと、ゆっくりと時間をかけて微生物によって分解されていきます。堆肥となりやがて腐植となります。この時熱は出ません。

分解し易い物質を分解し、且つ発酵熱によって雑草のタネや病害虫の元を減らす工程を、堆肥作成においては一次発酵といい、一次発酵が終えた有機物は完熟堆肥とうたっても良いことになります。
この後、分解しにくい物質をゆっくり分解していきますが、時間が経てばたつほど腐植と微生物が増え、良質な完熟堆肥となっていきます。



どの微生物が動くかはわからない(水たまりでは腐る)

有機物が投入されると、エサを食べ微生物が活発になるといいましたが、有用菌である『乳酸菌』や『酵母菌』などが多く活発に動いてくれれば理想的な発酵になるのですが、そうでない場合があります。

水はけが悪かったり、大雨で水たまりになってしまうような畑で、土に酸素が含まれていない土壌では、同じ分解でも発酵ではなく腐敗となる微生物が動きます。

腐敗の場合は、植物の生育を悪くする物質が出来たり、有毒なガスが発生したりします。何より腐敗臭に誘われてハエやセンチュウなど害虫が寄ってきて悪の温床となります。
有機物さえ投入しておけば大丈夫、美味しい野菜ができる!と安心するのは間違いです。

腐敗の条件は、水、酸欠、温度です。せっかくの有機質肥料ですから腐らせないようにしたいものです。



ボカシのすすめ

発酵か腐敗か…土の中でどっちに転ぶか分からないようなことを避けるため、あらかじめ有用菌で有機物を上手に発酵させたものがボカシ肥料です。
これなら一次発酵済みなので温度が上がることもないですし、有用菌によって分解され、根が吸収できる栄養分になっていますから安心して施肥することができます。
ベテラン菜園家ともなれば、自分の手に入れやすい有機物などを利用してオリジナルの『ボカシ』を作り菜園に投入しています。

🔗7日で完成 米ぬか・もみ殻 ボカシ・堆肥づくり/好気性発酵 はこちらから



数種類の有機質肥料を発酵させた即効性の肥料をボカシ肥料といい、落ち葉やバークなどを入れ、分解がゆっくりで土壌を改良するような働きを持つもので一次発酵が済んでいるものを完熟堆肥といいます。

ここをしっかり押さえ、理解しておくことが大切です。



 





 

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